たわらさんさんのドラマレビュー・感想・評価 - 7ページ目

たわらさん

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リーガル・ハイ(2012年製作のドラマ)

3.8

法廷コメディ。普段身の回りで訴訟が起こりそうな事柄を扱っているため、扱っているテーマは興味深い。相手の自爆や落ち度、運で勝訴することも多いのでカタルシスには浸れないんですが、古美門研介の存在が今作の魅>>続きを読む

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マインドハンター シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.2

犯罪者プロファイリングに着目したサスペンス作品。全体を通して地味なんですが、緻密でありスリリングな会話劇は今作の特徴。

✔️悪を理解するということ
凶悪犯との対峙することで自らの心が蝕んでいく姿は見
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ザ・ボーイズ シーズン2(2020年製作のドラマ)

4.2

ヒトラーを彷彿とさせる新ヒーローのストーム・フロントが登場し、超能力者と人の子を巡り過激化するボーイズvsセブンを描いた。シーズン1の終盤で片鱗を見せていたが、物語の整合性が取れず混沌しており破綻化は>>続きを読む

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13の理由 シーズン1(2017年製作のドラマ)

2.5

3話で断念。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を観た時の感覚に近いが、今作の映像鑑賞に11時間費やすことは出来なかった。

凄く嫌な作り。自殺した被害者がカセットテープにより高校生活を振り返っていく形式。
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ザ・ボーイズ シーズン1(2019年製作のドラマ)

4.5

汚い半沢直樹。弱者が権力を振りかざす者を成敗し、復讐の虚無感、罪の意識に駆られるとやり尽くされているが今作ならではの魅力がある。その魅力は偶像兼ヒーロー兼超能力者を権威ある者が悪意無き悪意として描かれ>>続きを読む

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全裸監督(2018年製作のドラマ)

4.3

✔️good
職も家族も失った一人の男が業界トップを目指すサクセスストーリー。Netflixの多額の予算が良い方向に使われている。セット、小道具、演出、音楽がマッチしており、昭和末期の雰囲気とエロスの
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ペーパー・ハウス シーズン3(2019年製作のドラマ)

3.3

スペイン銀行編 part1

✔️シーズンを重ねていく意味の薄れ
世界に散ったメンバーが集合して高揚感を感じる派手な1話は見事。ただ、造幣局編に比べると箱や小道具は豪華になったものの物語の魅力はどうも
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空飛ぶ広報室(2013年製作のドラマ)

3.6

稲葉、空井、鷲坂、それぞれ内容は違えど苦悩や辛い過去を抱える。彼らが再生していく物語であり、震災でナーバスになっている人も含めて復興を描いている。マスコミと航空自衛隊の広報室の仕事ムービーとして興味深>>続きを読む

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ペーパー・ハウス シーズン2(2017年製作のドラマ)

4.0

造幣局編 完結

新しい心理戦というよりはシーズン1の失態の清算を行ったシーズン。物語が特定の人物の綻びにより展開されていたため、清々しさは少し欠けていました。教授とラケルの行動は少なからずツッコミど
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凪のお暇(2019年製作のドラマ)

4.5

日本人特有の空気を読みすぎる文化を描いた作品。息し辛く、生き辛さの中をもがく登場人物にどことなく感情移入してしまう。「空気は吸って吐くもの」と一貫した主張を1話から描かれていました。空気清浄機と扇風機>>続きを読む

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ペーパー・ハウス シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.1

ミッションは14日分の時間、造幣局に立て篭り地下から脱出すること。カードは人質。警察も手を尽くすが教授による緻密な計画には一手、二手先を読んでいた。だが、人の欲は計画を狂わせる。

世論の矛先を警察に
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SPEC〜翔〜(2012年製作のドラマ)

3.8

ドラマ版がニノマエ編(王)だとしたら、今作は久遠編(王女)でしょうか。当麻の能力判明とSPECホルダー回収の真相が見所。過去の登場人物が復活するファンサービスは盛り上がるし、このコミカルな会話が『SP>>続きを読む

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SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜(2010年製作のドラマ)

4.1

不思議であり唯一無二な作品。刑事物に超能力を足したミステリーであり、斬新な世界観は惹きつけられます。「この超能力を日常に落とし込んだら」というifを映像化したことは凄い。物語終盤では『ジョジョの奇妙な>>続きを読む

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おカネの切れ目が恋のはじまり(2020年製作のドラマ)

3.8

経理×恋愛のポップテイストな作品。三浦春馬が作り出すエネルギーは今作を構成する貴重な存在でした。1,2話での経理を絡めた物語は面白く、生きる上で必要な「お金」と恋愛との関連性はもっと観たかった。

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サイコだけど大丈夫(2020年製作のドラマ)

3.7

トラウマを払拭して「再生」する物語。血縁関係を越えた先の真の家族には温かくなるものがありました。映像と音楽が美しく綺麗で、心の善の部分が心地良く再現されていました。

✔️韓国ドラマの特徴
『梨泰院ク
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半沢直樹 続編(2020年製作のドラマ)

4.8

現代の時代劇。作中の登場人物が発する言葉の迫力にはもはや美しさすらあります。「悪いことは悪い」というシンプルな公言に遺伝子レベルで根付いた内向的な日本人は本作に魅了されたことでしょう。

シーズン2は
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鈴木先生(2011年製作のドラマ)

4.5

明確な答えがない存在しない問いに対して思考をすること、その必要性を説いた作品。学園ものとして、思春期の悩みを描きつつ、大人が濁すテーマについて取り扱っているのはとても興味深かかったです。最後の鈴木裁判>>続きを読む

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カルテット(2017年製作のドラマ)

4.5

ドーナツの穴のような欠点のある4人が自由な明日を生きる物語。今作の特徴は台詞の含みや会話の面白さにある。冒頭のカルテットドーナツホールの食卓で繰り広げる唐揚げのレモン論争で心を掴まさられる。

それぞ
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ダーク シーズン3(2020年製作のドラマ)

3.7

終末の阻止を終着地点にした作品だと思っていたのですが、世界はもっと複雑でした。今シーズンで無限大(∞)の世界の存在が判明して、アダムとエヴァ陣営が交差して作品は難解さを極めました。シーズン3はオリジナ>>続きを読む

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アンナチュラル(2018年製作のドラマ)

5.0

✔️総評
法医学というハードで小難しい印象を受けるそうな設定であるのに、コメディとシリアスの塩梅が良くとても見やすい。物語のテンポ感も良いため1話辺りの満足感も高い。

一話完結方式であるのだが、様々
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ダーク シーズン2(2017年製作のドラマ)

4.4

✔️概要
第二章では第一章で展開された登場人物が時間移動の存在を知り、時を越えて接触する。現在という存在が自明になっているため、展開に対する驚きは少ない。だが、エゴンやミハエルが死ぬまでの過程が見所。
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アキラとあきら(2017年製作のドラマ)

3.8

育ちは違うが志が同じなアキラの物語。部署は違くてもお互いを影響する二人の関係性は観ていて楽しかったです。背中を映すラストシーンは物語の幕切れを感じさせて、哀愁さを漂わせます。向井理と斎藤工がカッコ良か>>続きを読む

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ダーク シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.2

タイムトラベルミステリーを正面から本気で向き合ってきた作品。相関図の作成は必須。時代を超えてキャラクター同士が交錯する物語は面白い。シーズン1は登場人物の紹介と伏線を引いたシリーズといったところでしょ>>続きを読む

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梨泰院クラス(2020年製作のドラマ)

3.6

主人公・パクセロイは父親を殺した長屋の会長を倒すことで明日を手に入れる物語。正直、会長と側近のやり方は小賢しくて小物に見えてしまった。外食産業No.1の肩書きも設定が先行してしまい凄みが伝わらなかった>>続きを読む

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ストレンジャー・シングス 未知の世界 シーズン1(2016年製作のドラマ)

2.8

✔️想像を越えない展開
絶望的に続きが気にならない展開であり、面白くなく緊張感もない。視聴者がもう知っている情報を他のキャラでクドイくらい繰り返す。それをうざったいくらい丁寧にやるから退屈。後半から盛
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愛の不時着(2019年製作のドラマ)

4.7

38度の軍事境界線を越えた愛の物語。リジョンヒョクとの関係は勿論、村の奥様や第5中隊との南北を越えた繋がりは見所の一つ。

✔️北朝鮮という舞台設定
このぶっ飛んだ設定に引き込まれる。同じ言語を話すが
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DASADA(2020年製作のドラマ)

3.6

日向坂が好きなら観ていい作品。物語は部活のような熱い青春物語であり、仲間が増えていく途中までは少し盛り上がる。ドラマでは普段のメンバーのキャラとは異なっているので、そのギャップを楽しめる。贔屓目にみて>>続きを読む

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ブレイキング・バッド ファイナル・シーズン(2013年製作のドラマ)

5.0

✔️本シーズンの感想
壮絶な1年間(+1年)。男のプライドをかけた物語も完結。海外ドラマの62話分も味わうと最終話では余韻が残りました。Season1から5に通して無駄のエピソードや引き伸ばしが無くて
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ブレイキング・バッド SEASON 5(2012年製作のドラマ)

4.9

今までスロースタートが多かったけど、今シーズンはビジネスの再スタートであるので序盤から畳み掛けるような展開で飽きさせない。

ガスが『デスノート』のLのように優秀な存在であることが度々伝わってくる。対
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ブレイキング・バッド SEASON 4(2011年製作のドラマ)

4.8

相変わらずシーズンの途中から盛り上がる。毎度優秀なハンクと、ドラえもんことソウル。

現状用意されたものの関係線を引いていく様は見事。各登場人物が推測して行動しており、ピリオドを打ったのは推測した行動
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ブレイキング・バッド SEASON 3(2010年製作のドラマ)

4.7

裏社会の組織ビジネスに入り込んでいくことで徐々に悪の道へと染まり込んでいくが、ウォルターとジェシーでその適正具合が露わになっていく。ジェシーの仲間やスカイラーの経理能力など前シーズンの人物や設定が掘り>>続きを読む

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ブレイキング・バッド SEASON 2(2009年製作のドラマ)

4.6

道を踏み外していくことで徐々に家族との関係が上手くいかなくなっていく。また自分がメスを製造しなくても救われる正しい道が存在したことに気付き、罪悪感に苛まれる。デッドラインが決まっていたからこそ身命を賭>>続きを読む

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ブレイキング・バッド SEASON 1(2008年製作のドラマ)

4.5

タバコも吸わず法を触れることには無縁、そんな安牌を取ってきた旅路でのウォルターに降りかかった急遽なる余命宣告。平凡な男の日常が非日常と化していくのが堪らないのである。シーズン1では人間関係や社会の鬱屈>>続きを読む

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