大会や廃校といったラブライブならではの要素を外して、ソロライブ路線でファンとの交流を描く。各々がプロであろうとするのは765プロを想起させる。過去シリーズがグループでの日常ものであるのに対して、本作の>>続きを読む
桓騎を長に据えた黒羊丘での侵略戦争を通して、改めて桓騎が同国でよかったと思わせる。非道なアプローチではあるものの、結果だけを見れば死傷者を最低限に抑えられた素晴らしい采配といえる。さらなる火種を生むで>>続きを読む
後宮内ミステリーを描く上で最強系主人公を据えるのは辟易するが、徹底された取材による背景や知識を作中に落とし込んでいるから説得力がある。結局猫猫も人たらしのところは好感を持てる。この世界ならではの身分違>>続きを読む
17話で断念。
某ファンタジーRPGの魔王討伐後、エルフであるフリーレン目線で世界が紡がれる。このフリーレンは人の気持ちが全く分からないという極端なものでなく、単に相対的な時間感覚のズレから生じるす>>続きを読む
前シーズンでμ'sからの脱却を描き、Aqoursとしての物語を本格的に動き出すのだが、強引で気を衒った展開にしたのか滅茶苦茶な作りになっている。グループの成長譚や過程の輝きを映像内で収められておらず、>>続きを読む
前シリーズが築いたコンテンツIPへの扱いに細心の注意を払いつつ、μ'sのキャラやアニメ展開を下地にAqoursの物語が描かれてるから実質的な『ラブライブ!』の3期。けいおん!の後発作品としてアイドル活>>続きを読む
原始人との対立は石神村と二番煎じであり、情報の利がある千空チームに対してイバラの凶悪性が対等ではなかったため、やや緊張感に欠けたか。本シーズンから現れた石化装置が発動する絶望感は凄まじいが、石像が破壊>>続きを読む
石化の謎を解こうと大航海に必要な船とエンジン、食料を手にする為、気球や貨幣、カメラ等を作り上げていく。大幅な文明の発展と陸海空を手中に収める人類の進化を目の当たりにする。石化光線の秘密より人類学の方が>>続きを読む
Dr.STONEの面白さはやはり既存のリソースを如何にして交渉する材料や戦況を打開する武器に変換させることですよね。確証のない取引でも最終的には信頼の取引になり、人の力がカギになる。司や氷月の人口問題>>続きを読む
単純明快な仲間集めをする目的へスライドする高速っぷり、『七人の侍』フォーマットが結局道筋+キャラ紹介を兼ねるから便利である。ふわふわしてそうな登場人物だが、意外にも建前や本音に気が回るキャラ立ちをして>>続きを読む
✔️懐玉・玉折
京都編までの五条は飄々としていてオチを持っていく最強キャラで鼻についていたが、この章で強者であることで生まれた擦れ違い、教師になったことへの理由づけを描き、五条悟の印象を大きく変えた>>続きを読む
我々の身近にあるものも人類が紡ぎ上げてきた巨大な因果の果てに辿り着いたものであり、本作で垣間見れる人の力にただただ圧巻させられる。一種の異世界転生ものであるが、石神千空から努力と科学的根拠に基づいた説>>続きを読む
天海春香を中心または視点にした物語かと思いきや、765PROは確立していて"アイドル"として働くお仕事群像劇。原作であるアイドル育成ゲー?の余波でプロデューサーとの距離感がバグっているところはあるもの>>続きを読む
2年間を1クールで駆け抜けた1期に比べて、1年間を2クールを使っている為、より一層ゆったりとした空気感が流れている。3年生だよな…?ずっとお茶会を楽しんでいる同じような光景が続くので軽く辟易はしてくる>>続きを読む
渚も朋也も薄らと死期が近いことをそれぞれ悟っていたのかもしれません。渚が後世に残したのは子供であり、その街で培った想い出であり、そんな大きな根っこの上に立つ生者が色んな思いを繋いでいかないといけないの>>続きを読む
恋愛ゲー特有の癖の強いキャラに初めは忌避感を覚えるものの、物語が進むことでキャラに奥行きが出てくる。他者を通して自分を映し出し、時には自分を通して他者に受け継ぐ。そんなつながりの物語の序章、多分。
Netflixオリジナルで同時期公開されたPLUTOは人の心を描く過程でロボットを巡る中、スコット・ピルグリムでは邪悪な元カレ軍団を描いていた…。展開の読めなさ、躍動するアニメーションの楽しさは流石の>>続きを読む
ラフなスピンオフかと思いきや、104期や幹部以外の調査兵団や憲兵、イルゼなどの全てのキャラクターが何かしら登場するニッチな作り。割と進撃への入門作品であるのに、シーズン2の放送前の原作のネタバレが放り>>続きを読む
山田尚子が女の子のあどけなさを凝縮作品であり、アフターけいおん!作品が増えた中でも抜きんでて優れているだろう。キャラ設定はあれどデフォルト化された行動を取るのではなく、基本ポジティブでもトーンが低い時>>続きを読む
人智を超えた可能性を秘めているAIはひとえに神に近い存在といえます。ロボットは人を殺せないという制約の元で従えていますが、そもそも上下関係があるものなのでしょうか。いざ対等な関係性になったロボが感情を>>続きを読む
3話で断念。
コメディ描写がハマらず。ドラゴン故の異能力を隠そうともしないし、なんでもありなのがどうも。一般人がてきとーに描かれているのが好みじゃない。
今後深く掘り下げるのかもしれませんが、トール>>続きを読む
特段事件が起きるわけではないのだが、人との出会い、過去からの継承、何気ない日常の煌めきが随所に散らばめられており、その効果を引き出すネオ・ヴェネツィアの美しい景観、上質な劇伴が素晴らしい。ウンディーネ>>続きを読む
大量虐殺もとい終末までの過程と結果をここまで丁寧に描いた作品はあるだろうか。この後編にて進撃の巨人はエンタメの皮を被った神話になったのだが、その地続きにある世界は現実社会とリンクしている。争いは絶えず>>続きを読む
104期訓練兵時代も同期がうつつを抜かしている中、アニは内部調査をしていたので人としての時間を過ごしていることが少ないんですね。唯一対人格闘訓練の時は素になれていたかもしれません。氷解してからもすぐに>>続きを読む
6話で断念。
育児放棄、暴言、セクハラ、モラハラ、パワハラ、暴力、男性の有害性といったカスのロイヤルストレートフラッシュを詰め込んだお仕事作品。これらの理不尽に対して回答を得れるなら良いが、現実離れし>>続きを読む
7話のLIVE前の空気感が上手く、定点視点で各々の心境やキャラクター性を俯瞰的に描きつつ、LIVE直前の焦りや不安に襲われるグラデーションも見事。そよちゃん的には徐々に積み重ねた計画が瓦解するのにこち>>続きを読む
ハイテンションギャグは元々好みであるが、品が無さすぎるのはたまに傷。ゲスト回より性根が腐っているアソケンのやり取りが多い回が好き。前田はキモくて良い。
6話で断念。
音楽やバンドに対する知見が浅いせいか後藤ひとりというキャラを理解してあげる事が出来なかった。所謂隠キャ(やコミュ障?)と分類される存在らしいのだが、デフォルメを重ねすぎて"存在しない人">>続きを読む
ゴール地点が明確化されたからか、各話で一歩ずつ進んでいくストーリーラインが生まれた。凛や希の個々にフォーカスする物語の完成度は高いものの、相変わらず物理的な困難を絡ませた物語はお粗末な作りではある。>>続きを読む
高坂穂乃果が向こう水に突っ走るおバカキャラかと思いきや、周りを惹きつけるカリスマ性や頭がキレる一言といい新世界編前ルフィや原作悟空を彷彿とさせる。割と緩いスポ根だが、ストーリーラインが七人の侍の王道パ>>続きを読む
ガバガバなSF設定や一般人の倫理観に目を瞑れば、大海を知らない少女が余命間近なヒロインによって救われる病弱×セカイ系作品である。3,4話で加速度的にインプレッションを与えられるが、たきなが徐々に変化し>>続きを読む
18話で断念。
いやーー長い。
シーズン1に対比するように人間性と平和を耕すテーマなのは良いのだが、いかんせんテンポが悪過ぎる。4話に纏められるくらいに何もない時間あったよね?演出や演技は素晴らしいけ>>続きを読む
転生して推しの子供になりたいという願望や、アイドルにガチ恋するという感性が理解し難いため1話の倫理観には振り回されるものの、2話目からの芸能界に生きる少年少女の青春群像劇は楽しめた。SNSや動画サービ>>続きを読む
刀鍛冶の里編からは打ち切りラインから完全に外れたのもあって人面怪人や腕欠損、刺傷などの吾峠先生の癖が強くなってきて観ていて痛々しい描写も多々。また、自由にやらせてもらってるのか物語に締まりもなく、街の>>続きを読む
各々が形成する言葉や行動を紡ぐのはそれまでの人生の蓄積であり、多かれ少なかれ存在するコンプレックスを克服することは容易ではない。故に攻撃的であったりネガティブに映る言動も、自分や他人を想ったり守るため>>続きを読む
宇宙人やら未来人が横行する非日常を求めるハルヒが何気ない日常の魅力に気付いていく。SF要素の多い序盤から徐々に学園もの(青春)へと変化していくと同時に、傍若無人であったハルヒは徐々に人間性を獲得してい>>続きを読む