こめぐさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ターゲット(2010年製作の映画)

5.0


ビル・ナイ、エミリー・ブラント、ルパート・グリントという最高トリオ。
内容もライトで良いんだけれど、とにかくキャストの魅力に惹きつけられる作品。

映画全体の雰囲気もメインの3人もチャーミングで、肩
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ビッグ(1988年製作の映画)

5.0

この映画でもトム・ハンクスの演技力の凄さを改めて実感した。

児童小説みたいなストーリーでどの年代でも楽しめそうな映画。長すぎずラストもシンプル。

社長さんがとても良くて、2人がピアノのおもちゃで連
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.0

そこまで期待せずに観たけれど、ラーヤのあまりクセのない性格や龍のチャーミングさ、仲間たちのキャラクターも良くて最後まで楽しめた。
龍たちのビジュアルがとても綺麗!

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

現実と幻覚が溶け合って、いつの間にか精神状態が完全に一線を超えてしまう、その過程を滑らかにリアルに描いていて凄かったし恐ろしかった。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.5

静寂が心地よい映画だった。
終わり方がすごく効いている。

必要以上に喋ることもなくそれぞれが好きに自分の時間を過ごしていて、2人ともとてもリラックスしているように感じられる朝食シーンが好きだった。
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.5

海が近いと「お茶しよう」みたいな軽さで「泳ごうぜ」ってなるのが新鮮だった。

ひと夏の出来事。
大人と子どもがないまぜになっている時期のポーリーヌの描き方が上手いなと思った。

大人4人に関しては見習
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

シリーズものだとなかには途中で路線変更したり演出に(無くて良い)チャレンジがあったりするものがあるけれど、007シリーズは雰囲気も演出も人物像も一貫しているのでとても観やすい。

観やすさにボンドの無
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.5

遠慮のない爆発シーンが良い!!
ボンドの身体能力と痛み耐性は今回も凄すぎた。

007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

3.5

無慈悲すぎるボンドに清々しささえ感じる。
ボンドは絶対死なないという安心感はシリーズものならでは。

007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

5.0

内容の面白さとテンポの良さでラストまであっという間だった。

派手なアクションと無慈悲で無表情なボンドが良い。
無表情なのに感情が読み取れるところにダニエル・クレイグの演技の凄さを感じる。

ほぼノー
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デンジャラス・バディ(2013年製作の映画)

3.5

勢いがあって最後までライトに楽しめた。

分かりやすいキャラ設定とバディものの王道ストーリーがマンガみたいだった。

テンポの良い主演2人の掛け合いが面白い!

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

はじめは実験のための飲酒だったのが、徐々にアルコールの力と気持ちの不安定さが相まって飲酒のための実験になっていき、結局単なる飲酒になっていく様子にとても人間らしさを感じた。

理想と現実の狭間での苦し
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

4.0

マイワールドを持っていて融通がきかない従業員たち+ピエール。
一癖も二癖もあるけれどそれぞれ一生懸命生きていて何だか愛しかった。

周りに合わせたり、空気を読もうとしたり、人と協力しようという気が全く
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オールウェイズ(1989年製作の映画)

3.5

一人ひとりにアドバイスをしてくれる
担当の幽霊が本当にいたら面白いなと思う。

偶然『ゴースト』の後に観たので、同じようなテーマで作られた作品の違いを楽しめた。

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.0

何度観ても面白い名作。
シンプルさが良いなと思う。

オダ・メイのおかげで所々明るいシーンがはさまれるのがとても良い。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

いまにも雨がふりだしそうな重くて暗い空を思わせる映画。
なにか違和感というか気持ち悪さが漂っていた。
閉ざされた空間の怖さも感じた。
犬と妹以外全員こわい。

コルムの気持ちは分かるような気はしたけれ
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

3時間があっという間というのをよく聞いていたけれど本当にその通りで体感1時間45分くらいだった!

間のびすることもなく始めから終わりまで同じスピード感と密度が保たれていて本当に凄かった。

過去シー
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ミス・ポター(2006年製作の映画)

3.5

シンプルで癖がなく、とても観やすい映画。

映画全体を通してピーターラビットのイラストと同じような雰囲気が感じられた。

人間関係や心の動きが丁寧に描かれていて、最後まで落ち着いて観ることができた。
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ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

3.5

今回はケビンたちトリオに加えてオットーが活躍していた!個性豊かなミニオンズは相変わらず可愛い。

グルーとネファリオ博士の出会いのシーンが良かったなあ。

内容は今までのなかでも特に子ども向けで、
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

5.0

bumpが主題歌だったよな?と軽い気持ちで観はじめたらとても良い映画で見入ってしまった。

変に甘ったるくなく爽やかさと透明感、品のある映画だった。
静かでみずみずしい雰囲気がとても好き。

邦画のい
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.5

絶対どんでん返しが来るって分かっていて観るのが楽しいし最後のたね明かしが予想外でまた楽しい。

ジェシーとスタアの明るさと優しさを感じられる登場のさせ方が凄く良くて、良い作品だなあと思った。

赤星が
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チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.0

優しい世界だった。

内容はドラマの続きなのでかなり進展があるけれど、内容の濃さ(要素の多さ)に対して尺の関係なのかダイジェスト感が否めなかった。

ドラマ版の心情描写がとても丁寧で良かったので、どう
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.0

明るさと深さと優しさを感じられる映画。

序盤の展開には驚いた。
インド映画らしい群像劇で楽しいし、現在と過去の行き来もスムーズで観やすい。

考えさせられることもありつつ「若さって、学生って良いなあ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

3.0

物語というよりいくつかの面白いシーンで楽しめた。思っていたよりもネタに振った作品だった。

韓国の店員さんとのシーンが好き。
結末はあまり印象に残らなかった。

オールド(2021年製作の映画)

2.5

設定は面白いし中盤まではハラハラしながら観れたけれど、後半以降は人物描写やストーリー展開がいまいちで集中できなかった。

ラストに近づくにつれてフワッと感が増していく印象。結末も突っ込みどころが多かっ
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キューティ・ブロンド(2001年製作の映画)

5.0

息抜きがてら軽く観ようと思ったらとても面白くてびっくりした。

ストーリーはもちろん、テンポも良くてラストまであっという間だった。

明るくて嫌味のない、元気をもらえる映画!

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

以前は出だしからのバイオレンス描写がキツくてさわりしか観られなかったけれど、改めて通して観てみたらめちゃくちゃ面白かった。

特定のシーンが良いというよりはポップでダークでチャーミングな雰囲気、引き込
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パリの調香師 しあわせの香りを探して(2019年製作の映画)

4.5

落ち着いた穏やかさのある映画。
雰囲気もストーリーもとても好きだった。

映像作品なのに香りの強さだったり香りが分からない辛さが自然と伝わってきて凄い。
自分の匂いで鼻をリセットするというのには驚いた
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

あらすじの印象は暗めだったけれど観てみると思いのほかライトだった。

裕里の家庭の雰囲気、夫婦関係が明るくて良い。
森七菜さんの演技も良かった。

キャストがとても豪華だったわりに、要素の多さや所々感
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

何か奇跡が起こるわけでも、主人公が特別なことをするわけでもなくて、親、兄弟、祖父母、周りの子ども達、そのほか世間の中で一生懸命生きている1人の男の子にピントを当てた映画。

終始現実的な子どもの無力さ
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アバター(2009年製作の映画)

3.5

アイデアの面白さと映像の綺麗さ。
風景や生き物のCGに違和感がなくて凄い!

ただアイデアが面白いだけに説明不足だったり諸々あっさりしていた点が惜しいなと個人的に思った。
後半1/3くらい(特に戦闘シ
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犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

2.0

香取慎吾と岸井ゆきのさんのコンビがとても良かったので他の作品でもみてみたい。

ただ内容は、前半は良かったのに後半になると展開や演出が変な方向に行ってしまって最後まで観るのがやっとだった。
フラッシュ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

「上手くできないけれど、毎日一生懸命なんとか生きている」という印象がとても強かった。
数学がアランとともにあって本当に良かったし、一方で数学が無かったらアランでありえなかったと思う。

ただ戦争という
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忘れじの面影(1948年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1人の女性の生涯を通しての片思いの話だった。

幼い頃は可愛いかった一途な想いが時間が経つにつれリザ自身を苦しめるものになってしまっていて辛かった。
本人は本気で好きだと思っていたかもしれないけれど、
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キネマの神様(2021年製作の映画)

2.0

誰にも感情移入できなかったけれど
北川景子さんが綺麗で目の保養だった。

若い頃も現在も、ゴウちゃんはもう少し憎めないチャーミングさのある役者さんだったらもう少し暖かい作品になったかもな、と思った。
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

周りがおかしいのか、自分がおかしいのか、それとも両方なのか。考えるほど分からない。
疑うことすらなかった当たり前がどんどん不確かになっていく。
突然過去の記憶が蘇ってきても、それも本当かも分からない。
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