こめぐさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

5.0

久々に観たら幼少期には分かっていなかった良さも見えて新鮮な面白さがあった。
フラの動きが綺麗だし水彩風の拝見も可愛い。
登場人物みんな良いけれど特にリロが可愛い。

アナスタシア(1997年製作の映画)

3.0

音楽が楽しげで良かった。
アニメーションだけれどミュージカルを観ているような気持ちになった。

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

5.0

セリフの少なさと音楽の無さが効果的でとても良かった。説明的でないところも凄く良い。だからといって気取った抽象的な映画でもなくてちゃんと伝わってきた気がする。

物語を観ながら主人公や少年の気持ちを静か
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

2.0

面白い映画だなとは感じなかったけれど、トイストーリーの世界で小さい子がバズの人形を欲しがる気持ちはなんとなく分かった。
全体的にシリアスで暗めの印象。

わりと複雑な内容だったので当時アンディは細かい
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スミス都へ行く(1939年製作の映画)

2.5

中盤からはひたすら長かった。
根の深い不正を暴くことの大変さをその長い時間から少し実感出来たような気がする。

理想物語だけれどスミスのような真っ直ぐな政治家がいたらなと思うし、自分も小さな世界のなか
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

好みではなかったなー!

そういう映画なんだろうけれど全てがはっきりせずモヤモヤばかりが残った。
謎が多いまま終わってそれが良いという場合もあるけれど個人的に今回はそういう感じではなかった。
主人公が
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カンフー・パンダ2(2011年製作の映画)

4.5

ポーの性格が相変わらず好き。
癒し系ビジュアルのキャラにありがちな頭の回転が遅かったりマイペースすぎたりする設定でなくて、賢くて努力家で割と落ち着いた性格なので見ていて疲れない。

育てのお父さんとの
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

一度聴いただけで耳に残る歌とちゃんと意味のあるダンスにはほれぼれした。
色の使い方も上手くて視覚的にも心地よかった。

色々な社会問題を感じさせるヘビーな内容で特に後半は辛かったけれど、観終わった後変
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.5

年月の流れの表し方と、常に漂う夜明けの薄暗さみたいな雰囲気が良いなと感じた。

國村隼さんにほっとした。

ニューヨーク東8番街の奇跡(1987年製作の映画)

4.0

数年ぶりなので内容は覚えていたものの新鮮に楽しめた。
登場人物達が魅力的なのと夢のあるストーリーが楽しくて、安心して観ることのできる優しい作品。ハリーが小さい子みたいで面白かった。

もう10分くらい
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

アーティスト気質と言ってしまえば簡単だけど、書くことで生きていて、それ以外はとても不器用な人だったんだなと思った。
改めてサリンジャーの作品を読んでみたい。

生活の設計(1933年製作の映画)

3.0

3人とも完全におかしいんだけれど、結局3人の世界で満足して生きていけるのなら良いんじゃないかなと思った。

軽快な映画で、テンポの良さが素晴らしかった。

月蒼くして(1953年製作の映画)

3.5

オープンすぎる主人公が魅力的。
度を超えた素直さが清々しい。

あまり見たことのないヘンテコなラブコメディーだった。

私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

3.5

ツッコミどころ満載なところも含めてトレンディドラマらしさ・80年代作品らしさを感じられて楽しめた。
当時の若者の生活の風景やファッション、セリフまわしも楽しい。
俳優陣や沢山のユーミンの挿入歌も豪華。
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真珠の頚飾/真珠の首飾り(1936年製作の映画)

3.5

ライトに楽しめる映画。
緻密ではないもののこの作品に関してはアバウトさがなんだか良い。王道のなかでもすっきり観終われる種類のストーリー。

ジャケットになかなか手が届かないもどかしさも良かった。
俯瞰
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廃墟の群盗(1948年製作の映画)

4.5

グレゴリー・ペック演じるドーソンが誠実で魅力のある主人公だった。
登場人物たちの動きが予測できず最後まで楽しめたし、それぞれの選択・結末自体も興味深かった。
西部劇にある長い撃ち合いシーンやただの放浪
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ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

2.5

スマホに親しんでいる小・中学生が楽しめそう。

オペラ歌い出しちゃうところとフィギュアを滑りきるところが最高だった。
主人公のビジュアルありき!

熱砂の秘密(1943年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

イギリスのプロパガンダ作品。

給仕になりすました結果二重スパイになるという設定が面白かった。
ただ謎が解けたときに大声で喜んだり、普通ならバレてそうだな〜というところはかなり多かった。

制作の目的
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

映画全体の透き通ったような綺麗な雰囲気とルビーの歌声がとても魅力的だった。

耳が聴こえないことはどういうことなのか、
大切なシーンが突如無音になることで僅かに知ることが出来たような気がする。

辛い
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生きるべきか死ぬべきか(1942年製作の映画)

5.0

脚本の完成度が物凄くて、展開とまとまりの美しさに感動した。作者の頭の良さと丁寧さをとても強く感じた作品。

刻々と変化していく展開に常に程よくハラハラさせられていたし、同時にコミカルさもあって何から何
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ベイビーティース(2019年製作の映画)

4.0

文字の色味や構成、映し方に嫌味のないお洒落さを感じた。

数回あるこちらと目線が合う瞬間が凄く効果的でどきっとした。

個人的にモーゼスの親と弟に対して以外の感情が読み取りづらく、何を考えてどのように
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砂漠でサーモン・フィッシング(2011年製作の映画)

4.0

主演2人のそれぞれの雰囲気が好きなので、まずそれだけでも観ていて楽しかった。

釣りや魚、土地についての知識が乏しくても博士はプランをアバウトに言ってくれるので抵抗なく楽しめた。
全体のストーリーとし
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レディ・バード(2017年製作の映画)

5.0

思春期の心の成長過程がとても愛しくなるような映画。
複雑な年齢が題材だけれどクリスティンの本来の優しくて明るい性質も相まってか、穏やかさと透明感のある綺麗な雰囲気の映画だなと感じた。

鮮やかだけれど
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靴ひも(2018年製作の映画)

4.0

とても胸が苦しくなる映画だった。
お父さんが息子を愛しく思っている様子が伝わってくるほど切なく辛い。
タバコは早くやめてよ!と思いながら観ていた。

中盤以降の、ガディと話しているときのお父さんの幸せ
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.5

エディ・レッドメインの演技が本当に凄い。
他の作品でもそうだけれど演技だということを感じさせず、まるで本人であるかのように錯覚してしまう。
奥さんを初め周囲の人々も丁寧に描かれていてかなり濃密な内容だ
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

大草原を思いっきり走る犬が気持ちよさそうで、やっぱり犬は広いところでのびのびと飼ってあげるのが良いなあと感じた。

その後もまた犬に生まれ変わるのかな、と思ったら続編があるとのことなので観てみようと思
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.0

良い家族〜!
実際に写真集を見てみたくなった。

オチが最高。

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.0

サムとテスが仲良くなっていく様子が「物語」らしくなく、「気の合う2人がいつの間にか自然に仲良くなっている」という作り物ではないありふれた子どもらしい関係性の流れを見れたような気がした。
ストーリーやサ
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ポエトリーエンジェル(2017年製作の映画)

3.0

和歌山の景色と、台詞は少ないのに伝わってくるものがある鶴見辰吾さんの演技がとても印象に残った。

朝が来る(2020年製作の映画)

4.5

空気の綺麗な映画だなと感じた。
ちょっとしたカットや音楽がとても綺麗。

物語も複数の視点で展開されていって分かりやすいし、テンポも良くて流れるように進んでいった印象。
俳優陣の演技やノンフィクション
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.0

登場人物の立ち位置などが絶妙で、ラストまで先が読めずストーリーとしてはかなり面白かった。
キャストも豪華でディカプリオは相変わらず魅力的、マット・デイモンはこういう役柄ピッタリだなあと思った。
フィク
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紳士は金髪がお好き(1953年製作の映画)

3.5

最初の20分の見応えがすごくて、
冒頭だけで実際のミュージカルを一幕観たかのような満足感。
キラキラな2人の魅力に釘付けだった。
公演を観に行きたい!

マリリンモンローは終始キュートで美しい。
ロー
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

5.0

ファンに知らせなくても良いからプライベートで定期的に同窓会してほしい。

作品の生きた言葉が改めて心に残った。
追悼のシーンとラスト数十分は特に良くてじんときた。

おくりびと(2008年製作の映画)

4.0

本木さんと山崎努さんの演技がとても好きだった。
暗くもなく明るもない、どこか神聖さを感じさせるような作中の曲やチェロの音色がとても効果的で良いなと感じた。
音楽なのか山形の空気なのかそれとも主題のせい
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

「ジョバンナとアントニオの物語」というより「戦争に翻弄された市民の話」というような、個人よりも引いた視点の印象を強く受けた。

なぜかメインの登場人物よりもアントニオと共に従軍していた人が記憶に残った
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