こめぐさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

3人の旅のなかの一つ一つの出来事というよりは、流れていく時間自体を強く感じたのがおもしろかった。
子どもには分からないかもしれないお母さんの気持ちも興味深かった。

兄弟3人ともなんだか良い。
中でも
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アニー(1999年製作の映画)

5.0

この「アニー」は小さい頃観たきりでずっと探していた作品。アニーといえばこれを思い浮かべる。今観ると有名な俳優さんが所々出て来るのもおもしろい。

アニーが初めてウォーバックスさんの家を訪れた時からNY
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.0

由美さんがとても良い奥さんだなというのと、相変わらずの良い存在感の泰造さんが印象に残った。

ミュージシャンは完全にキューピッド。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

凄くお洒落な映画。
ビジュアルはもちろんだけれど中身もしっかりあって、最後までたのしめる。
エステラとクルエラのバランスも興味深かった。
結局ダルメシアンの命もバロネスの命も奪わなかったところがクルエ
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プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

3.5

レイの一生で映画出来そうなくらいすてきなキャラクターだった。

ブラザー・ベア2(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ブラザー・ベアは1が面白かったので期待して観たらやっぱり面白かった。

熊になるか人に戻るどっちかだろうなと思っていたけれど、こうなったらよいなーという方になったので良かった!

ヘラジカの「ハッピー
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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

2.5

今の自分には主人公の気持ちが分からなかった。

浮気は良くないのは大前提だけれど、よほど気・もしくは興味が合わないと主人公と一緒に暮らしていたら辛くなりそうだなと思った。

きっと彼女と同い年ぐらいに
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誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

犯人は明かされるまで誰だか分からなかった。
ただ犯人の顔が出てきてからも、特に男の人は登場人物みんなほぼ同じに見えていたので「だれだ?どの関係性の人?」となった。

終わった後考えさせられるモヤモヤが
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男の世界(1934年製作の映画)

3.5

みんな感情が凄くシンプルで、利己的でなく裏表のない所がキャスト陣・白黒映画の醸し出す重厚さと真逆でなんだか拍子抜けした。
それが良い意味で印象に残った。

飄々としているように見えるけれど友人を文字通
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

4.0

主軸のストーリーと同じくらいトレーニングに勤しむキツネやシュガーハイになっちゃう妹、ライト大好きな鹿などの脇役達が面白かった。

心根の優しいマクレガーさんも観ていて癒されるし、面白シーンも変なわざと
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フラガール(2006年製作の映画)

4.0

バスに乗り込むときの蒼井優さんの笑顔が本当に可愛らしかった。
沢山良いシーンはあったけれど岸辺一徳さんの方言でまくし立てるシーンが何故か印象に残った。

スピード感が出てくる後半の方が入り込めた。

シーサイドモーテル(2010年製作の映画)

3.0

時間の戻し方が軽快で良い。
頭は使わなくて良いけれどそれなりに色々なことが絡み合った内容なので楽しめた。
麻生久美子さんが演じるキャラクターは下品にならず、お茶目になるので好き。

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

幼馴染達の優しさがしみる。
それぞれ色々あるなかで主人公が1番重くて驚いた。

東南角部屋二階の女(2008年製作の映画)

3.0

おじいさん達のエピソードが切なかった。
香川京子さんの、現代ではあまり聴くことのできない女性言葉が雅で良かった。

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

重くて悲しい話かなとずっと敬遠していたけれど実際観てみたらコメディ要素と優しい感動要素のバランスが良くて、更にハッピーエンドだったので終始とても楽しく観れた。

弟が最高に面白かった。
長澤まさみさん
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.0

人の寿命を超えて受け継がれていく木というものに神秘を感じた。
映画全体に自然の持つ厳かな雰囲気が漂っている気がした。

おにぎりをお供えした神様が助けてくれたところが好きだった。

県庁の星(2006年製作の映画)

3.0

最初のシーンの回収が割と序盤だったので安心した。

内容的にここで終わりかな?と思いきやまだだ!というのが2、3回あった。

グリンチ(2018年製作の映画)

3.5

普段は字幕が好きだけれどこれは吹き替えの方が観やすかった。

マックスもグリンチも可愛い。
誰もグリンチの悪口を言っていなかったのが印象的で観ていて優しい気持ちになれた。

ロバート秋山が声優のおじさ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.5

刹那的な関係性なのだろうけれど、5人にとってそれぞれが数十年経ってもふと思い出すような印象的な存在で、あの8時間は大切な思い出になっただろうなと思った。

若者の傷付きやすく幼さの残る心を上手に描いて
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踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

4.0

3作目あたりからキャスト陣の掛け合いを楽しみに観ている。
引退しても相変わらずのおじさんトリオは最高。
大杉漣さんの振り幅の広さには改めて脱帽。

ラストのバスは無茶苦茶過ぎて面白かった。

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!(2010年製作の映画)

4.0

事件自体はそこまで印象に残らなかったけれど、
キャラクターがそれぞれコミカルで面白い。
すみれさんの上司もけっこう好き。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

4.0

青島さんとすみれさんのコンビの安定感が良い。
真矢みきさんがお若くて、宝塚っぽさが残っていてかっこよかった。

台詞は有名だけど、個人的に内容の印象は薄い。

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

4.0

事件ものだけれどコメディ要素もあり強いバイオレンス描写も無いので最後まで気負わずに観れるところが良い。

深津絵里さんはやっぱり綺麗だし、おじさんトリオはチャーミング。
定期的にモノマネの人を思い出し
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

4.0

題名からしてキラキラしたシンプルな恋愛ものかと思いきや、不穏な事件のかおりがしたりと意外性に引き込まれる映画だった。
少年の存在が絶妙。ラストシーンが良かった。

フランス映画なだけあって、洋服掛け1
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

5.0

10代半ばのみずみずしさと葛藤、大人の後悔と成長、どの世代の心の機微も等身大に丁寧に描かれていて、人生って良いなと思わせてくれる映画だった。

みんなそれぞれ輝いていたけれど、特に与田ちゃんが素敵だな
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ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

4.0

松重さんと北川景子さんだからこその、どこか落ち着きと品のある歳の差夫婦だった。
主演2人のキャスティングがとても良かった。
松重さんと濱田岳さんのオープンな関係性も良い。

桜並木が印象的で春の空気を
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曲がれ!スプーン(2009年製作の映画)

3.5

力を抜いて観ることのできる映画。
物語が意外な方向に進んでいくのが面白かった。
エスパーやサンタクロースはいると思っていた方が楽しいし、いて欲しい。

細男、最終的にな完全に仲間になっていて面白かった
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ハッピーエンドで良かった!ジャック、大切なものに気づけて良かった!と素直に思ったけれど、ジャックのことは最後まであまり好きになれなかった。

長女が賢くて可愛かったのと、奥さんショートがよく似合ってい
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

4.0

松山ケンイチさんの器用さが物凄い。
主演の役者さんが違ったら最後まで観れたか分からないような内容だった。
ロバート秋山はいるだけで最高なのに時々しゃべるからその度に声出して笑った。

実家に帰った時の
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.5

有名な台詞を何度も聴けた。
情にもろいリックと友人。
良し悪しは別として、自分の良心に従って選択をするリックは真っ直ぐで見ていて清々しかった。

ボクの妻と結婚してください。(2016年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

息子がとても大人だった。
ただ「もう少し大きくなったら読んでね」と渡された手紙を早速読んでいた所には突っ込まずにはいられなかった。

周りの人達が良かったのと、大杉漣さんはやっぱり良い役者さんだなーと
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うさぎドロップ(2011年製作の映画)

4.5

最初から最後まで優しい映画だった。
芦田愛菜ちゃんの演技ももちろん素敵だったけれど、なにより松山ケンイチさんの演技が素晴らしいなと思った。
なんとなく渥美清を思わせる温かさがあった。

サンタクロースになった少年(2007年製作の映画)

3.0

突然の時間経過は少しおどろいたけれど、
サンタクロースの1つの解釈としてこういうのもあるんだなと興味深かった。

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

3.5

可愛い映画だった。
アゲ太郎がずっとお店の制服なのも良かったし、クセの強い3代目達も可愛かった。
お父さんのキャラクターも好き。

人生ゲームのコマ、欲しくなった。

パラダイン夫人の恋(1947年製作の映画)

1.5

主人公はあまりにも感情的で、優秀な弁護士設定には無理があると思った。

殆どの登場人物の思考が全く理解できなかったので、モヤモヤして頭がおかしくなりそうだった。
ラストシーンも奥さんは何を言っているの
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