ayaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

2.6

タイトルが『クーリエ』だし、カンバーバッチの演技はすごい。
けどペンコフスキーでしょ。

ペンコフスキーに焦点を当てた作品がまずあるべきだと思うんだけど、ない。
世界を核戦争から救った男として、ノーベ
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

ド派手なアクションなんて山ほどあるけど、それでも圧倒的にカッコいい、ってのがすごい。
3時間があっという間だったのもすごい。
3週間、特訓を積んだあの子もすごい。
とにかく全部がすごかったんだけど、感
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.0

中谷総理、片岡CEOのお二方が演者として抜きん出ている。圧巻でした!

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.2

『ハンニバル』の時はマッツが料理をするシーンだけの映像が欲しくなり、『アナザーラウンド』ではマッツがジャズバレエを踊るだけの映像が欲しくなった。
クルリと回るだけでこんなにも魅了される不思議。。。
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.2

最初から最後まで、ずっーーーーっと「シャン・チー、がんばれ!!!」って祈りながら観ていた。
あのイモにいっぷりは応援したくなる。

炸裂するシャン・チーのお兄ちゃん魂はすごくよかった。シャーリンの妹っ
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マージン・コール(2011年製作の映画)

3.0

飛行機が落ちても映画化、奇跡の生還を遂げても映画化。
100年に一度と言われた金融ショックも映画化。
この手の証券マン叩き映画が多いのは庶民に受けがいいんだろう。

金で金を産もうとするんだからまとも
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

全編皮肉のまさに英国仕様。
私が一番気に入った皮肉は「威風堂々」のだっさいテーマに乗せて頭が吹き飛んでいくところ。
あの曲を聴いて謎に誇らしい気持ちになったりする人たちには悪いけど、ぴったりだよ笑。
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

まさしく孤島に取り残されると人間様の文明も形無し。
港にあつらえた堤防で見かけるカモメと孤島で群れをなすカモメは全くの別物。恐れを知らない人間様の最後は途中経過はいろいろあるかもしれないけど同じなんだ
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

2.6

フローレンス・ピューが好きすぎて過去作を追いかけ中。
なんでも本作を観て、売れる前(『ストーリー・オブ・マイラ・イフ』『ミッドサマー』公開前)のピューを見出だし、『ブラック・ウィドウ』のエレーナ役をオ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

待って待って待ちくたびれて、ようやく観られた!

楽しみにし過ぎると勝手な期待や妄想が邪魔をするものだけど、そんなのを全部超えたお話だった。

ナターシャのお姉ちゃん魂が炸裂。
エレーナはデリケートな
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.0

ずーっとズガン! バン! フギャー! の2時間で大満足でした。
俺たち、拳でしかわかり合えないからさ。

ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.5

原作への思い入れもなく、期待もなにも持っていないのでとても楽しく観れた!
大衆娯楽に徹したアナザー・ピーターラビットなんだろうと思う。

エンドロールでデビッキたんのお名前を見つけてびっくりした。妹う
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アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~(2018年製作の映画)

2.6

英国版大河。
バックボーンがないので感想も何もない。
フローレンス・ピューが見たかったんです。
あと、クリス・パインの顔と名前を覚えられた。主人公顔ね。少年ジャンプ顔。

101(1996年製作の映画)

3.6

楽しかった!!!
20年前の映画だけど不自然なところはなかったし、人生で初めてディズニーの楽しさに触れたよ!

先に『クルエラ』を観てしまったので、クルエラおばさん贔屓になってしまうし、ジャケットもエ
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クルエラ(2021年製作の映画)

3.2

突き抜けたゴージャスは見ていて楽しい!
あと、メインじゃない役の人たちの服とか髪とかが本当に素敵だった。
監視室のおじさん(70年代のロンドンで焼きそば???)と親友の記者さんのスタイリングが好き。
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.0

ポスターが大好きで観に行った。
白目にはえもいわれぬ狂気とロマンを感じてしまう。

謎の設定てんこ盛りで、観客をおいてけぼりにしてでも己のワールドを突き進む脚本が最高。

この30年でどれだけ映像技術
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.5

絶対受け付けない胸糞演出が2つも出てきたけど、最後まで夢中で見た。
(多分)老眼鏡をかけるおじさんダニエル・クレイグがかっこよすぎるし、発する言葉が最低限で的確なドラゴン・タトゥーの女さんもかっこよす
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火宅 能「求塚」より(1979年製作の映画)

3.6

菟名日処女(うないおとめ)の登場シーンで流れる音楽にしびれた。半音で3つほど下がっていくだけなんだけど、緊張感がたっぷりで不穏。
エンドロールでもこの曲が流れてきて、またしてもしびれる。
作曲家は武満
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道成寺(1976年製作の映画)

4.6

恋する乙女が巻き起こすとんでも悲劇。
音楽が松村禎三で最高。シンプルな絵面をここまで盛り上げているのは間違いなく、音楽。

詩人の生涯(1974年製作の映画)

3.0

丸一日、工場で働いてくたびれた工員に再び息吹を吹き込むために(ここ、実際はもっと違う表現だったけど忘れた。原作をAmazonで注文したので届き次第、即反映させます)、主人公は工場入り口で詩を配る。
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(1972年製作の映画)

3.8

弟の台詞、一言なのに鬼気迫る。
そして母親が振り返った瞬間、、、わかっていても恐怖におののく。今も昔も変わらない、まさに今昔物語。

花折り(1968年製作の映画)

4.2

アニメーションの神様、その美しき世界 Vol. 2 川本喜八郎監督特集上映(4K修復版)にて
昔々、中学の文化祭で生徒会が能を披露してくれて、能なんてそれ以外見たこと無いんだけど、「お酒」「太郎/次郎
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

2.6

ジョディ・フォスターが監督ってことを見終わってから知る。
多分、わかりやすい作品にしたかったんだと思うけど、薄味に感じてしまった。

株に限らず、何事も不正なりなんなりの闇は必ずある。
それを踏まえて
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

『スラムドッグ$ミリオネア』『タクシー運転手 約束は海を越えて』と同じく、国レベルで抱えている社会問題を映画というエンタテインメントを使って全世界に発信。そして大成功。
震えるほど賢い。快哉。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

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お気楽タクシーおじさんを装ったポスターや調子の良い導入部など、事件を知らない人たち、関心のない人たちに「広く伝える」ための仕掛けが素晴らしい。
私も○○事件の真実、とかいうタイトルや悲痛な表情を浮かべ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃおもしろかった!
ご都合過ぎず、雑でもなく、テンポよく、謎が明かされていく。
サクッと楽しめる作品って私はすごいと思っているので出会えて良かった。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

田島享央己みたいな人形の動きと台詞がいちいちかわいい。
「今のままでも〜〜」って男の人が一度は言ってみたい台詞なんだろうね。。。

制作が100%好き勝手作った作品がなくなって久しいらしいけど、逆に言
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カポネ(2020年製作の映画)

4.2

マフィアやヤクザは映画の中だとヒーロー扱いされるけど、絶対にヒーローなんかではないし、憧れる存在なんかではない。
いやいや、あくまで映画の中でのお話でただの娯楽ですよ、っていうところは戦争と同じ存在な
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

邦題とチラシのコピーがどうしてこうなったのか本当に謎な作品。
私が勝手に思い込んでしまっただけなんだけど、「親子がひょんなことから迷いこんだロシア料理店はなぜか親切な人たちばかり。心機一転、新しい人生
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.9

映画マニアに誘われた石岡瑛子さんの展覧会にて、石岡さんが衣装を担当した映画として大画面で映し出されていた。
ただきれいなだけじゃなくて、何がどうかは言葉にできないけど強く惹かれてすぐレンタルしに走った
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

漫画だと20分くらいで読めるお話を2時間かけられるとイラついてしまう、、、って上映中にモヤモヤ考えていたけど、最後の煉獄さんのくだりで一気に持っていかれた。

炭次郎みたいな人が小さな子たちの憧れ、ヒ
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ヒッチャー ニューマスター版(1986年製作の映画)

4.5

男と! 男が! 生死を懸けた! ノンストップな逃避行!!!
ハラハラなんてものでは済まされない、ゴ、ゴクリのオンパレードにやられた!
映画の面白さがめちゃくちゃ伝わってきた。
好き!!!

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

3.0

アニメ? に疎いのでよくわからないんだけどピクサー映画に出てくる人間の子どもは生理的に無理なんどけど、ミニオンに出てくる人間はかわいい。
クレイアニメみたいなコミカルな動きがかわいい。

世間には「ミ
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

2.5

2時間20分もいるかな、っていうのが正直な感想。
大衆娯楽映画としてのサービスシーンを馬鹿丁寧に盛り込むとこれだけの時間が必要なんだろう。
でも「男性(ありていに言えば性)を意識させる」ためのお風呂や
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ミニミニ大作戦(2003年製作の映画)

3.0

普通に面白かった。
けど好きなキャラクターがいなかった。。。
いや、レフトイヤーは好きかな。
私も早く一攫千金を、、、

スナッチ(2000年製作の映画)

2.2

登場人物が増えて関係がわけわからなかったのとノリも展開も締めも『ロック、ストック〜』と大差ないので見る必要なかったとしか。

あと、ファンの方には申し訳ないけどブラッド・ピットが最強の素人ボクサー役で
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