お金はなくても芸術家として生きていく3人の若くはない男たち
オレは家具を持ってない、オマエは家が無い、一緒に暮らそう
奢ってくれるなら条件がある、コーヒーとつまみは私が払おう
お金がなくても女に>>続きを読む
まだ若く世間知らずでちょっと生意気にも見える榮子は母を亡くし芸妓の美代春を頼ってやって来る
一年経ってお座敷に上がるようになった頃、榮子を襲ってきた客を怪我させてしまいお座敷から干されてしまう
保護者>>続きを読む
ストーリーはなくいくつかの説話から成り立っていて、夢の話をしたり、後になって実は夢でしたという話も入り混じってだから何みたいなよくわからない内容でした
各話に共通してるのは6人のブルジョワジーがいつ>>続きを読む
浮浪者二人が聖ヤコブの遺骨が発見された教会を目指して巡礼の旅をする物語
二人は旅の途中で神の存在や教義について議論する人たちを多数目撃する
何故か時空も超えて中世の異端審問やイエスと弟子たちも登場し>>続きを読む
『続・荒野の用心棒』を観たら観直したくなったタランティーノのジャンゴ
元祖ジャンゴは棺桶を引き摺り人種差別主義者を敵とし、今作のジャンゴは鎖を引き摺り黒人奴隷制度そのものを敵とする
オープニングの引用>>続きを読む
南北戦争の20年前、白人の牧場主は黒人を交配させ売買していた
中でも『マンディンゴ』種は美しく強い肉体を持つ最高品種
牧場主が種馬のように扱っているのは息子の嫁に対しても同じで女性蔑視も描かれている>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
泥の中棺桶を引き摺る後ろ姿にキャッチーな耳に残る音楽、始まってすぐに心つかまれました
理屈じゃないかっこよさ、頭の中でずっとジャンゴ〜♪って歌ってます
孤高のジャンゴがメキシコ国境近くで二大勢力と闘>>続きを読む
オレゴン美術工芸大学で母親のアシストとして働きながら彫刻制作をしているリジー
制作することを仕事があるのって訳してたけどまさにそんな感じだった
大家であり隣人のジョーに怪我をした鳩を押し付けられたり>>続きを読む
大好きな女友達のローラが亡くなり生きる気力を失いかけていたクレール
愛する人の喪失から立ち直らせてくれたのはローラの夫ダヴィッドだった
冒頭のローラの納棺、少女時代の回想シーンが美しくてとても好きで>>続きを読む
1950年代のフランスでタイプも世代も違う8人の女たちが集まったお屋敷で密室殺人事件が起きる
8人のゴージャスな女たちが素敵な衣装を着て罵り合って絡み合って突然チープなミュージカルが始まるんだけどみ>>続きを読む
「クズのための誰かの戦争、我々のではない戦争のために死んでたまるか」
このセリフにクストリッツァの怒りが凝縮されてるようでした
戦争なんて理不尽なものは笑いで吹き飛ばそう、敵味方民族宗教の違いなんて>>続きを読む
赤線地帯とは戦後公認で売春が行われていた地域のこと
家族を支えるため、生きていくために体を売る女たちの群像劇
かなり重いテーマだけど湿っぽい情なんか絡めず淡々とした目線で描いている
上手く男から金を>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人里離れたスイスの山中で他人と関わらず自給自足で暮らす一家
姉弟は学校にも行かず暮らしを助けて働いている
耳が不自由な弟は思春期を迎え苛立つエネルギーをどこへ向けていいのかわからず父親は彼を持て余して>>続きを読む
歳を取り生活に疲れた男性が老人ホームへ行き幼馴染の女性と再開する
彼女はこのままホームで平穏に過ごすのではなく遠く離れた故郷に帰りたい、残りの人生を納得させたいという強い気持ちを持っていた
どう死に>>続きを読む
西部劇だけどわかりやすい勧善懲悪の話ではなかった
主人公マニーは以前は女子供も平気で殺した極悪な強盗だったが今は足を洗って堅実に暮らしている
あるきっかけで、家族を養うお金のためにまた人殺しをしよう>>続きを読む
登場人物全員が悪事に手を染めてるのに全員(一人除く)罪悪感ゼロで主張強めの怒涛の会話劇を繰り広げる
ジャケから想像するような色っぽい話ではありませんでした
やってることと相反して母親の上品な口調が怖い>>続きを読む
実際の連続殺人事件を扱った話
前半は容疑者不在で警察による進まない捜査の様子を淡々と、後半は一転して犯行、逮捕、取り調べまでを描いていている
度々分割画面になるのは何の効果を狙ってなのかよくわからな>>続きを読む
前半は映像の美しさばかりに気を取られて何の映画なのかよくわからなかった
ラスト30分で一気に真実が語られるのでミステリーっぽくもあるけど驚きよりも昏い重さばかりがのし掛かる
妻の告白は言葉足らずで明>>続きを読む
アマゾン上流の未開の街イキトスにオペラハウスを建てたい!その凄まじいほどの情熱を持つ男フィツカラルドを顔面迫力大のクラウス・キンスキーが演じる
調べたらイキトスは現在も陸路はなく飛行機が船でしか入れな>>続きを読む
とにかくNYを歩き廻る
NY愛に溢れた映画
建設中のビル、信号、地下鉄の入り口
ブルックリン橋、セントラルパーク、チャイナタウン
なんでもない風景が活き活きと魅力的に映し出されている、NYに行きたく>>続きを読む
1919年、ロシア革命により逆難民として祖国に戻ったギリシャ人たちが海岸に現れて見えない誰かと会話するところから始まるとても惹き込まれるファーストカット
大戦後に起きた内戦が終結するまでのギリシャに>>続きを読む
自分は神だと言っていたエル・トポは女によって堕落させられる
女は悪魔の象徴?荒野の誘惑のエピソードっぽくするために設定を砂漠にしたのかな
撃ち抜かれる聖痕のような銃痕、砂漠に青い空、作りものっぽい紅い>>続きを読む
人型ロボットやクローンが一般家庭に普及している世界
人によって違うだろうけど『her』の世界を思い出した
中国の思想や文化情報に特化している家庭用ロボットのヤンは白人とアフリカ系の夫婦の中国系養女>>続きを読む
老画家はかつて「美しき諍い女」というテーマの絵を妻をモデルにして描いていたが描き上げることができずにいた
ある日知人の紹介でやってきた若い女性マリアンヌを見て再び絵に挑もうと決心し彼女にモデルを頼む>>続きを読む
イタリアの人里離れた湖畔沿いの村で昔ながらの養蜂を営み近代化に逆らった生活を送る一家のひと夏の出来事を描く
両親に愛され仕事も家のことも頼りにされている長女のジェルソミーナは家の経済状況や両親の関係>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
12年間不在だった父親が突然帰ってくる
兄弟は顔も覚えてなかった父と小旅行に行くことになり戸惑いながらも嬉しい気持ちになる
父親の12年間の失踪理由、威圧的な言動、何故島へ行くのか、何もかもわからな>>続きを読む
婚約したジャネットとブラッドは嵐の夜道に迷い怪しげなお城へ入り込んでしまう
城の中ではボンテージファッションに身を包んだフランクンフルター博士が人造人間を完成させたお披露目パーティが開かれていた
応>>続きを読む
ブロードウェイミュージカルを映像化した作品
『インザハイツ』『モアナと伝説の海』の楽曲を手がけたリン・マニュエル・ミランダが脚本、作詞作曲、主演を務めている
孤児で貧しいハミルトンが優れた知能と強い>>続きを読む
ディズニーが『メリーポピンズ』を映画化するまでの制作裏話
『メリーポピンズ』は作者であるトラヴァース夫人がアルコール依存症に苦しんだ父親と子どもだった自分を自ら作ったフィクションで救う物語
とても大>>続きを読む
オシャレなオープニングタイトル絵画のパロ船の見せ方エロい靴脱がせ鏡の使い方などなど、完成度の高いタチとはまた違う味わいの仕掛けがいっぱいで楽しかった
前半はサイレント演出でセリフはないけど生活音に合>>続きを読む
大学を中退し短期の仕事を繋いで生活している34歳のブリジット
毎日それなりに頑張って生きてる彼女を否定してくる人たちもいて自分でもイヤになる時がある
年下の男性と知り合い妊娠、中絶を経験し同時期に同>>続きを読む
フランス郊外の団地に住む3組6人の出会いと交流を描く
郊外だとフランスも日本も風景があまり変わらなく見える
母子家庭の少年が隣に越してきた女優に興味を持つ
プライドの高い女優が少年とのやりとりで過去>>続きを読む
ベーコンが壁に張りついてるお風呂で不味そうなパスタを食べるシーンが見たくて鑑賞、思ってたのとちょっと違った
20年以上も前にハリケーンで町が壊滅し未だ復興してないナッシュビルの最貧困地域で暮らす人た>>続きを読む
明日、世界は滅びるかもしれないと思っている17歳のオードリー
刑期を終えて町に戻って来た大人の男性ジョシュに恋をして彼のレンチをバッグにしまう
レンチを抱いて眠るオードリーを想像するとたまらなく可愛い>>続きを読む
父親の自殺の巻き添えを食ってオーストラリアの原野に投げ出された白人の姉弟
幼い弟を失望させないように現実を隠そうとするけど彼女だってまだ子どもだ
わりと早めにアボリジニの成人儀礼“ウォークアバウト”>>続きを読む