浮浪者二人が聖ヤコブの遺骨が発見された教会を目指して巡礼の旅をする物語
二人は旅の途中で神の存在や教義について議論する人たちを多数目撃する
何故か時空も超えて中世の異端審問やイエスと弟子たちも登場します
イエスは俗人のように描かれています
カトリック正統派も異端派もそれぞれがイエスの言葉を勝手に解釈した各々の教義を主張することに囚われています
現実もそう変わらないと思われる堕落した宗教を次々と見せられます
ブニュエルが私は無神論者だと言いたくなる気持ちもわかるような気がしてきます
キリスト教についてもう少し勉強してから鑑賞しようと思ってたけど、そうするといつまで経っても観れそうにないのでとりあえず観てみることにしました
わからないなりに議論の内容が面白かったし時空の歪みの表現で気に入ったところもあり楽しむことができました