hikarouchさんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.7

怒りはまた次の怒りを生むだけ。

トランプ政権をはじめとした、ヘイトな世情に釘を打とうとしてることは間違いない。

やられたらやり返す。妥協なく徹底的に。

観客は一時的に主人公に肩入れしたり、ほかの
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

全てが緑で統一された、左右対称で美しい絵画のようなシーンの連続。

絵と音楽の美しさが一番心に残ったかな。

嫌いになれない映画。

設定のみならず、プロットもかなりファンタジーなので、リアリティつっ
>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.4

もうピーターの葛藤からスタートするのはやめて、という観客の希望をちゃんと汲んで、ハナからスパイダーマンになってるところが好感。

逆にいままでのスパイダーマン見てないと、よくわからなかったりするのかな
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

かなりびっくりするストーリー。
まったく先が読めなかった。

宇宙人襲来なのに、メインは国家間の対立だったり、個人の内省だったりする。

過去の記憶かと思ってたけど!というミスリーディングも見事。やら
>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.3

いろんなものを自分以外の物のせいにして、
自分を守ってるはずが、
そんな自分をどんどん嫌いになって、
生きてる希望が見えなくて、
さらにどんどん嫌な奴になる。

という主観と

そんなやつを目の当たり
>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

3.1

ジョセフゴードンレヴィットのなりきりがすごかった。

わかりやすく、でも白けるほどには懇切丁寧ではない語り口がほど良かった。

まじめな人間は、損な性分で、でもそれを貫き通せば、賛同を得ることもできる
>>続きを読む

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.1

とにかくアニメーションが美しい。
単に綺麗で緻密というだけでなく、アニメーション的にも新しい表現(タトゥーが動くとか)が色々入っていて、楽しかった。
表情とか所作も信じられないレベル。

ライフオブパ
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

2.9

映像表現に新鮮さがあったのはよかった
とくに最初のぶっ飛びシーン

魔法ものと現代テクノロジー社会の同居、そしてそれをギャグにするところはマーベルぽくてよかったけど、
まあなんだかルールのよくわからな
>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.3

とにかくバイオレンスがこれまでのシリーズとは桁外れに本格的で、凶暴でよかった。

説明が最小限で、あからさまに注目すべきポイントをアップにしたりしない。(最後銃に弾を込めるとこだけ例外)

ウルバリン
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

世界観の背骨がしっかりしているため、他に類を見ない設定もスンナリと入ってきて、ストーリーに集中できる。

難しいところは何もなく、悪役側がなぜ悪役なのか、のロジックも完全に筋が通っているため、どちらに
>>続きを読む

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.9

見せ場シーンがちゃんと見せ場になっていてえらい

フレッシュなアクションシーンも随所に

ヘリコプターのところとか、超人でなければできないアクションが良かったし、
チーム戦も、チームで戦う意味がちゃん
>>続きを読む

イカロス(2017年製作の映画)

3.4

ロシアのドーピングがここまで組織的、計画的、悪意的なものだとは理解してなかった。

おそロシア。としか言いようがない。

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.8

邦題問題。ラグナロクのがかっこいいのにバトルロイヤルってなんや。

思っていたのとは違い、終始チャラチャラとした緊張感のない展開。
ガーディアンズ風のノリで、笑えるとこも結構あるし、ソーとハルクの本気
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.1

楽しいお祭り

やっぱりガーディアンズとソーのところが楽しい

アクションも楽しいけど、シビルウォーの方がよかったかな

荒唐無稽な話だけど、白けるところはなく、シリーズを見続けているとキャラクターへ
>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

映像の綺麗さ、壮大さがすごい
デザインがすごい
役者の体つきが説得力ある
女性がかわいい
歌踊りもガチャ付いてなくて見やすい
CGは時々笑える
戦いのシーンのアイデアが豊富で飽きない
戦争シーンは、キ
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

血縁を持たないもの同士の絆に焦点を当てる。
そこはそして父になると同様。

焦点を当てるのみで、答えは開かれているところも同様。
違うのは、家族がバラバラになるという着地。

より現実の厳しさや、社会
>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.3

非の打ち所がない。

話としては、特別意外なことが起こるわけではない。むしろ、必然のように起こることを、余すことなく描き切っているだけ。

言語
サングラス
脱いだ衣服
ハエ
話している人物を写さず、
>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.7

絢爛豪華なパーティや衣装は見ているだけで楽しい。

コメディ要素も強く、クスッと笑える場面が多数。とくに、リン?とその家族の部分。

大枠のストーリーに意外性はないけれど、嫁姑(まだそうはなっていない
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

人生大肯定に、涙が止まらん。

映画とライブ、半々という感じだけど、彼らの音楽のパワーを理解しているからこそこのバランスにしたんだと思う。大正解だと思う。

久しぶりにワケもなく涙が溢れてくる、素晴ら
>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.1

作り手の、音楽大好き、ってのが滲み出て溢れ出て、届いた。
オリジナル曲もさることながら、途中で使われる挿入歌のどれもが素敵。
ヘッドホンふたまたに分けるやつという、たまらん演出、ずるい。
セリフの多い
>>続きを読む

|<