じろちぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

じろちぃ

じろちぃ

映画(1451)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

4.8

生と死
喜びと悲しみ
都会、田舎
激しさ、静けさ

取り止めのない会話

境界線が曖昧で
シーソーのように行ったり来たり

夫婦


愛について

シチズンフォー スノーデンの暴露(2014年製作の映画)

4.7

映画版を観てから、こちらのドキュメンタリーを鑑賞。

このドキュメンタリーを観た自分も当然監視対象リストに…?ありえる…。
監視されても特になんにもないからどうでもいいと言えばどうでもいいんだけど、や
>>続きを読む

ハードエイト(1996年製作の映画)

3.9

無理矢理な展開が続くけど、これはストーリーより雰囲気を楽しむ映画なのかな?
いい塩梅にお洒落。
音楽も登場人物の佇まいも。

ラストシーンもいい。

エンドロールでクリスマスの曲が流れるのは何か意味が
>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

4.5

でもあの後も結局は変わっていないんだろうな。

まだ「歴史」と呼ぶには浅いのに、もう映画になるのはすごいな。
もちろん当時の報道が真実とも思わないし、思想強めの監督が撮ったこの映画が真実だとも思ってい
>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

5.0

手探りで曲を作り上げていくほんの短いシーンが好きでたまらない。
序盤から涙腺が緩む。

それぞれが抱えている悲しみと喜び。
表現すること。
前を向くこと。
大丈夫。
がんばれ。

「死ぬかも。でも行け
>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

3.5

リヴァー・フェニックスに似てるなぁと思ったら本人だった。
まっすぐ前を見る時の表情がハリソン・フォードそっくり。そっくりというより演技力なんだろうな。歳を重ねればもっともっといい役者さんになっただろう
>>続きを読む

海辺のオクトパス(2019年製作の映画)

3.8

大人のような悪い言葉を言ってみたり
大人を煽ってみたり
大人の道具を引っ張り出して大きなタコも釣れたし
もうこれで本物の大人だ!
…と思ったら…

キミたちは、もう少し子どもでいた方がいいかもね。
>>続きを読む

デュエリスト/決闘者(1977年製作の映画)

2.0

監督がリドリー・スコットだというから観てみたが…
うーん…よくわからん!

この監督、決闘マニアなのかな。
この後に続く作品のベースとなっているようないないような。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

5.0

ぎゃあああ!
タイトルからしてイヤな予感はした!
だから今まで観なかったのに何故観た!
めっちゃ笑ったけど!
マッチョ・マッチョマ〜ン🎵じゃねーのよ!

ひっどい映画でした。(褒めてる)



おまけ
>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.2

【自分の中の不快感や恐怖なんかないことにして相手の期待に応えようとして笑う】
これ、性的な場面じゃなくても日常的にある現象。気をつけましょうね。
昨今の色々な騒動にも重なりますな。
その他にも、親にず
>>続きを読む

揺れるとき(2021年製作の映画)

5.0

瞬間瞬間の緊張感。
緊張感の中で日々暮らしている子ども。

救いがありますように。
居場所がどこかにありますように。
辛い子供時代を成仏させられますように。


なんとなく、そんなことを考えました。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

海外でのリメイク作品を先に見てから、やっと本家本元を視聴。
もう一度リメイクが観たいな。答え合わせ的に。

黒澤映画、面白いんだなぁ。

私たち(2021年製作の映画)

4.0

もちろん多少カメラを意識するではあろうが、極力「作らない」ドキュメンタリー。
それぞれが静かに受け入れている厳しい現実。

関係ないけど
フランスと相性の良い北野武氏の言葉を思い出した。
【何もなくて
>>続きを読む

クイック&デッド(1995年製作の映画)

2.9

びっくりの豪華キャスト。
皆さんこの頃の若く美しい姿も素敵だけど、現在の貫禄ある演技派っぷりも素敵。
加えてジーン・ハックマン!

と、こんなに揃えておきながら
黒背景にそれぞれの憂いの表情だけで決闘
>>続きを読む

オスカー・ピーターソン/オスカー・ピーターソン:ジャズ界の革命児(2020年製作の映画)

5.0

CSヒストリーチャンネルの無料放送で録画しておいたもの。
(毎月第一日曜日はCSのいろんな番組が無料になるよ!豆知識!)

オスカー・ピーターソン。たまに車で聴いているのに詳しいことは全く知らなかった
>>続きを読む

あかね空(2006年製作の映画)

3.0

あれ?あの迷子は…だよね?
最後に手を見たからそうだよね?
もう少し真剣に観てないと気がつかない何かがあったかな?

もしかして後日談を察しろと?そういうことかな…!
そうなれば迷子は何十年の時を経て
>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

2.9

まあ、保健室の先生がダメだし、一番勇気を出したように見えて一番傷つけてしまう主人公ってのはわかりやすいんだけど、
あえて注目するとしたらあの男子学生。

対象がぼんやりしていた時はキャッキャしていたが
>>続きを読む

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

2.0

名作と言われているらしいが、日本人から見たらあまり気分のいい作品ではない。
日本人を馬鹿にしすぎ。なんでこの映画がウケたのかさっぱりわからんわ。
ジュネーヴ条約守らない非文明人vs誇り高き英国人?お茶
>>続きを読む

愛を伝えるとき(2016年製作の映画)

3.5

よく考えるとわからなくなるので、勢いのまま主人公と一緒に戸惑い、ラストシーンを迎えるがよろし。
ショートフィルムの特性をうまく使った作品。

ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.6

悲しい時代があっての今なのだな。


たぶん小説で読めばそれなりに分厚いストーリーなんだろうけど、これは少々薄いかな。色々唐突過ぎてね。コナン君じゃないんだから。



で、
エンドロールの中島みゆき
>>続きを読む

あのクリスマス(2021年製作の映画)

4.0

くわえタバコのサンタをギルバートと名前で呼んだ時、女の子は自らの意志で子供時代を終えたのだな。

大人が子どもで、子どもが大人。

お父ちゃん、落ち着いたらどうか娘をちゃんと子供扱いしてあげて。

愛の記念に(1983年製作の映画)

5.0

不幸というのは目に見えるものではなく、幸福もまた同じであり

モラルに反することや刹那的な関係を重ねることで満たされたのか満たされないのかもぼんやりしていて

それを望んで手に入れたのか否か、望んで手
>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

2.0

長く続いているシリーズものなので、とりあえず一回ぐらいは観ておこうという意味の、教養としての鑑賞。

まあ、この世界観を楽しめたらいいんじゃないでしょうか。
自分は虫とかグロとかあんまり得意じゃないの
>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.8

これが映画として成立してしまう。
すごい。
耳元でコソコソコソコソ話される理解できない会話と、心臓の音か機械音。
イヤホンで怖さ倍増。

途中のなんでもないワンシーンの仕掛けに、ビックリして声が出た。
>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

エール!を観て、次にリメイクのコーダを鑑賞。
良くも悪くもアメリカンだった。
しかしこれだけフランス版をなぞっているのに、こんなに賞をとるのはいかがなものか…

個人的な好みで言えばフランス版の方が好
>>続きを読む

エール!(2014年製作の映画)

4.0

偶然、障害を持つ親に人生を搾取されている息子さんのインタビュー動画を観たあとだったので、この作品の設定だけで、もう辛い。

とてもいい映画。
辛いベースではあるが、いい映画。
ぜひエンドロールまで見ま
>>続きを読む

ヒーローの掟(2015年製作の映画)

2.5

ポリコレって言うならこんなんもアリじゃん?という風刺かな?
風刺にしては浅いかなー。

エンドロールのアメコミアニメがかわいい。

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.0

時代劇コメディー!
意外!

冒頭から現代語に近いセリフなので「?」だったが、こんな黒澤作品もあるのか。
面白いなぁ。

リメイク作品もあるらしいが、見たいような見たくないような。ちょっと調べてみよう
>>続きを読む

オーバー・ザ・レインボー(2002年製作の映画)

3.0

まあ、そうなるでしょうなというストーリー。
謎解きではないので(ないよね?)これでいいのでしょう。王道かな。
ちょっと男性陣がビジュアル的に大学生に見えないのは、まあ、仕方がないですかね。

韓流って
>>続きを読む

幸せはシャンソニア劇場から(2008年製作の映画)

4.0

参列者のジャケット、可笑しくて泣いちゃった。

いい映画。

奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

2.9

薄味。

これはファンタジーだから「そんなわけないだろ!」と突っ込むのは野暮なのかな?
ファンタジーならファンタジーでもう少しわかりやすくファンタジーにしてもらわないと、ところどころ突っ込みたくなるな
>>続きを読む

ハンナとその姉妹(1986年製作の映画)

2.0

うわー
こりゃダメだ。

当時見ていれば大好きな映画になっていたのだろう。だがその後のウディ・アレンのスキャンダルを知ってからだと、いろんなセリフやシチュエーションがとんでもなく現実と重なり、気持ち悪
>>続きを読む

道頓堀川(1982年製作の映画)

2.8

松坂慶子の裸を見せるためのやりすぎラブシーン、いらんなぁ。そういう時代だったのは理解するけど、大阪の夜の街の人間模様だけで十分にいい感じの映画なのに、なんかちょっとなぁ。もう少し間接的な表現方法とかな>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.9

アニメはそんなに観ないのだが、タイトルに惹かれて鑑賞。
学研の学習マンガ的に、映画制作の舞台裏をサラリと教えてくれる興味深い作品。
もちろん娯楽作品だしファンタジー要素満載なので内容は浅い。
浅いけど
>>続きを読む