じろちぃ

道頓堀川のじろちぃのレビュー・感想・評価

道頓堀川(1982年製作の映画)
2.8
松坂慶子の裸を見せるためのやりすぎラブシーン、いらんなぁ。そういう時代だったのは理解するけど、大阪の夜の街の人間模様だけで十分にいい感じの映画なのに、なんかちょっとなぁ。もう少し間接的な表現方法とかなかったのかね。それじゃお客を呼べないのかね。
松坂慶子も真田広之も大変ですなぁ。後半の他の女優さんのストリップ場面もね、何を見せられてるんじゃい…と。若い子の入浴シーンもいらんだろうよ。
だんだん腹立ってきたわ。
原作者はこの映像作品でヨシとしたのでしょうかねぇ。
裸あっての深作欣二作品なのだろうから、女優は納得して仕事をしているとは思うけど。

当時の雑然とした街の様子やムード歌謡風にアレンジされている流行歌などは楽しい。公衆電話、赤、ピンク、黄色、水色と、色によって機能が違うのを若い人は知らないでしょうな。まだ緑色のテレホンカード機がない時代だね。
缶コーヒーの自販機もいいねー。

山崎努のくわえタバコナインボールがやたらとカッコいい。思ってたよりずっとスタイルがいいんだな。また玉突きの姿は何割か増しでカッコよく見せてくれるからなぁ。ところで今、純粋なビリヤード場ってあるんですかね。もうないんだろうな〜。

映画のラストは、うーん、なんだかな!
じろちぃ

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