シネラーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

シネラー

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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

今年の初劇場鑑賞で本作をチョイス。
主演の役所広司がカンヌ映画祭で
主演男優賞を受賞した事でも
気になっていた作品だったが、
それも頷ける演技力に加えての
作品自体の雰囲気も素晴らしかった。

寡黙な
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

3.5

新年初めての映画観賞で本作を初鑑賞。
モノクロの西部劇を自体が
初めてではあったが、
ジョン・フォード監督による
高いドラマ性の西部劇は確かに楽しめた。

牛を運んでいたワイアット・アープと
その弟達
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ルパン三世 風魔一族の陰謀(1987年製作の映画)

4.0

毎年自分の映画納めとなっている
ルパン映画観賞だが、
シリーズの中でも初のキャスト総替え
となった異色の劇場版第4作
(OVA第1作)を再観賞。
声優交代で当時のルパン声優の
山田康雄氏も激怒したエピ
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.5

公開から暫く経って終映も近かったが、
ようやく劇場鑑賞。
本国での評価が芳しくなくて
心配なところではあったが、
第1作からのリスペクトが強い
正統派の悪魔祓い映画で面白かった。

森で失踪した3日後
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

4.0

人気アニメ「SPY×FAMILY」の
劇場版を劇場鑑賞。
原作未読のアニメファンではあるが、
作品の特徴を詰め込んだ
おすすめセットと言った具合の
楽しいファミリー映画だった。

物語としては、
スパ
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トイレの花子さん新章 花子VSヨースケ(2016年製作の映画)

2.0

「ゲゲゲの鬼太郎」(6期)を
見返していたらトイレの花子さんを
トイレのヨースケくんがストーカーする
エピソードで本作の存在を思い出し、
その流れで本作を初鑑賞。
映画そのものの期待値は低い上に
全体
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.5

「攻殻機動隊」をハリウッド映画化した
本作を初鑑賞。
流石のハリウッド製作でCGや世界観のクオリティは高いものの、
どこか既視感の強いSF的な絵面と展開に
平凡さを感じてしまう作品だった。

電脳化が
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攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間(2023年製作の映画)

3.5

Netflixで配信された
「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン2
を纏めた本作を劇場鑑賞。
(3週間限定公開なのでギリギリ
観に行けて良かった。)
前作と比べてSF要素の難解さが増し、
それで
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攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争(2021年製作の映画)

4.0

Netflixで配信された
「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン1
を纏めた総集編映画を初鑑賞。
Netflixでの配信だった事もあって
内容自体も初見ではあったが、
刷新されたアニメーションで
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006年製作の映画)

4.5

「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズ第3作、
初の長編OVAで後に3D劇場公開された
本作を再鑑賞。
個人的に「攻殻機動隊」のアニメでは
一番好きかもしれない作品であり、
その社会的問題にシリーズらし
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攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven(2006年製作の映画)

4.0

前作から引き続き、
「攻殻機動隊 S.A.C.」の第2シリーズを
纏めた総集編OVAを再鑑賞。
硬派で魅力的な政治劇をそのままに、
前作からより総集編として洗練された
印象もあって良かった。

「攻殻
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(2005年製作の映画)

4.0

「攻殻機動隊」の新作も公開中なので、
「攻殻機動隊 S.A.C.」の第1シリーズを
纏めた総集編OVAを再鑑賞。
総集編故の難点はあるものの、
TVアニメでは分割されていた
事件の顛末が流れとして
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.5

"アメコミ映画疲れ"も囁かれる昨今だが、
公開時に気になっていた
ヒーロー・コメディ映画を初鑑賞。
不本意ながら最近のアメコミ映画よりも
映画としての純粋な面白味は、
本作の方が上だと感じる位に
楽し
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.0

MCU最新作であり、
『キャプテン・マーベル』の
続編でもある本作を劇場鑑賞。
三人の女性ヒーロー達が織り成す
楽しさや面白さはありつつも、
劇場を後にする頃には
映画そのものの余韻が薄い映画だった。
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.5

製作発表から楽しみだった
『ゲゲゲの鬼太郎』の劇場最新作を鑑賞。
自分自身はTVアニメの5期と6期に
『墓場鬼太郎』をリアルタイムで視聴し、
それ以前の鬼太郎も劇場版や
一部TVエピソードは視聴してい
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

2.5

第一章、第二章に続き、
アニゴジ三部作の完結編である
本作を再鑑賞。
壮大なSFゴジラ三部作の完結編だが、
前半までの盛り上がりが
ゴジラがギドラと対峙し始めてから
失速してしまったように感じる映画だ
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GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)

3.0

第一章に続いて、
第二章となる本作も再鑑賞。
三部作の中では一番好きな章であり、
種族間での考え方の相違から
何を持ってゴジラを倒すのかという
人間ドラマが魅力的な章ではあるが、
それでもゴジラにメカ
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GODZILLA 怪獣惑星(2017年製作の映画)

3.0

『ゴジラ-1.0』で劇場へ赴いた際、
70周年記念の歴代映画ポスターを
眺めたら"アニゴジ三部作"がアニメ映画
とは言え見事に省かれていたので、
不憫に思う気持ちが沸いて
三部作の第一作を劇場公開時以
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

ゴジラ生誕70周年記念作であり、
生誕日を迎える11月3日に
本作を公開初日に鑑賞。
戦後という武器の乏しい中、
戦争での絶望を再び与えるゴジラに
果敢に立ち向かっていく人間の生き様が
好きなゴジラ映
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

2.5

今宵がハロウィンなので、
シリーズの新三部作の完結編で
未鑑賞だった本作を初鑑賞。
描きたい事は分からなくもないが、
完結編で新たな物語を
詰め込まないで欲しいと思えた映画だった。

前作のマイケル・
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

2.0

公開当時に悪い意味で
気になっていた本作を初鑑賞。
まさかのSFホラーという物語だったが、
噂に違わない酷い内容に途中から
突っ込み映画として観てしまう映画だった。

福島の田舎町を舞台に、
森の中に
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(2023年製作の映画)

4.5

辺見庸の原作小説、
実際の相模原障害者施設殺傷事件を
モチーフとした本作を劇場鑑賞。
複雑で重たいテーマ性から
安易に人に薦められない映画だが、
社会の隅に追いやられている
直視されない現実と問題を描
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

5.0

『ショーシャンクの空に』に続き、
午前十時の映画祭にて再鑑賞。
全編通して幾つもの場面で
泣いてしまう作品であり、
それ位に涙が出続けるマイベスト映画だ。

1935年アメリカ、
死刑囚監房で看守を務
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭にて再鑑賞。
言わずと知れた名作だが、
爽快な展開の中で人生における
希望や自由を描く、
紛れもない傑作だと思う。

妻とその愛人を殺害したとして
終身刑を受けた元銀行員のアンディが、
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.5

人気ゲーム「グランツーリスモ」から
生まれた実話を映画化した本作を劇場鑑賞。
車への興味も薄く、
ゲーム「グランツーリスモ」は
プレステの初代をプレイした程度の身だが、
史実に基づいた王道展開が
素晴
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.5

言わずと知れた名作ホラーだが
場面を知っていても未鑑賞だった為、
午前十時の映画祭を機に初鑑賞。
紛れもないオカルトホラーの傑作であり、
重厚で丁寧な人間ドラマだった。

少女リガーンに憑依した悪魔と
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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.5

ケネス・ブラナーによる
名探偵ポアロのシリーズ第3作を劇場鑑賞。
古典ミステリーとホラーが合わさる作風は、
個人的にシリーズで一番好きだと思った。

ベネチアで探偵業を引退していた
ポアロが館に招かれ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

『オリエント急行殺人事件』(2017)に続き、
同じくケネス・ブラナーで映画化された
本作を初鑑賞。
全体的には本作も楽しめる
古典ミステリーではあるのだが、
好きか嫌いかで言われると普通な印象。
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

主演兼監督ケネス・ブラナーによる、
言わずと知れたアガサ・クリスティの
名作『オリエント急行殺人事件』の
映画を初鑑賞。
推理小説として有名なだけに
大筋は知っている状態だったが、
それでも楽しめる古
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

4.0

前作"新宿プライベート・アイズ"に続く
最新作を公開初日の朝一に鑑賞。
ドタバタ劇の中にシリアスがある
相変わらずの『シティーハンター』だが、
最終章突入となる大きな盛り上がりで
締め括られる展開に
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.5

劇場最新作の前に前作の本作を再鑑賞。
公開時にも劇場へ赴いたが、
新しい絵柄であっても
昔と変わらない『シティーハンター』に
嬉しさを感じさせる数十年振りの映画だった。

新宿のスイーパー"シティーハ
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1984(1984年製作の映画)

3.5

ジョージ・オーウェル原作の
『1984年』を映画化した本作を初鑑賞。
原作が好きだったので拝見したのだが、
原作の雰囲気を良く抜き出した
映像化とメッセージ性だと思った。

第三次世界大戦を経ての19
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地球防衛軍(1957年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭にて初鑑賞。
ここ数年で『モスラ』(1961)や
『空の大怪獣ラドン』が
ラインナップされていた中での
本作公開は嬉しく、
内容はゴジラ関連の書籍で
知っていても面白味が大いにある
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.5

少し後れ馳せながら、
シリーズ最新作であり新章開幕の第1作
とも言える本作を劇場鑑賞。
やや物足りなさはあるものの、
アニメ『ビーストウォーズ』を意識した
キャラクター達とハチャメチャで
考えを必要と
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バンブルビー(2018年製作の映画)

4.0

シリーズの実写映画としては第6作目で
初のスピンオフ作品でもあり、
シリーズの(前日譚かもしれないが)
リブート作となる本作を再鑑賞。
公開当時にも劇場鑑賞したが、
従来のシリーズと違う家族映画的な
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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

3.5

本作後にも続編は製作されるが、
三部作の完結編でもある本作を再鑑賞。
人間ドラマは前作よりも設定が
練られているにも関わらず退屈だったが、
大規模で派手なメカアクションと
その壮大な設定は好きな映画だ
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