じーんときた。老いとか死とか別れとか。そういったことを静かに描いていて妙に沁みる。
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ポスターからIUが主演なのかと勘違いしてしまいましたよ。いい映画だったからいいとするかな。
フェミニズムについての教科書的な映画だった。バービーの国と現実とをシンプルな対比にしていてとても分かりやすかった。
感動物なのかと思ったら、軽く楽しむ映画でした。IUのサバサバした感じがよい。
湿地帯ってこうゆうところなのか。今更ながら昔読んだ湿地帯が舞台の少女小説「リンバロストの乙女」の風景を理解した。内容も少女の成長物語ととらえるとすれば同じ系統だった。
「未来よ、こんにちは」の続きのような作品なのかなと思い見に行ってきました。
介護、子育て、仕事、恋愛(フランスっぽい)を淡々と進めていくサンドラ。逞しいとか頑張るとかそういう言葉は一切不要。そこには>>続きを読む
熟年女性には心がヒリヒリとする映画だった。
IKEAの袋をゴミ箱から回収したり…。
若い子に批判されて泣いたり…。
別れた夫の悪口を言って、娘を泣かせてしまったり…。
そんなこんなだけど、仕事には>>続きを読む
不機嫌の塊みたいなお母さん役のシェ・インシュエンがいい。不機嫌な歩き方もいい。
何かとだらしないロイ・チウもよかった。
バリ島の歌が癖になる。劇中劇で肩に巻いていたのは、お布団なの?
姉妹物に外れなし。これは万国共通のような気がする。
この姉妹、結構な修羅場を潜り抜けてきているのに誰一人やさぐれることなく、思いやりのある優しい人たちだった。
村の人々の描写に愛があってよかったが、主役の男女の描き方が今ひとつ。二人が何にイライラしてるのかよく分からなかったよ。
「セデック・バレ」の監督がこんなほんわか映画を撮っていたとはちょっと意外。
エブリンと同世代の女性としては色々と心に刺さった。家事や仕事や介護にと目まぐるしい日々の中、違う世界に意識が飛ぶことってありますよ。あの時、違う選択をしていたらもっと違う自分になっていたかもと想像する>>続きを読む
グレースがうざったいという感想が多いと思いますが、私としてはグレースに同情してしまう。
押しても引いても反応がない冷たい夫との暮らしを幸せだと自分に言い聞かせていたと取れなくもない。
夫の不倫相手に「>>続きを読む
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ごめん!もう一回見ないとわからないよ。
ヒッチコックっぽいということはわかった。
韓国ドラマっぽい設定ですが、ラブコメではありません。哲学的な話でした。
何か寓話を下敷きにしているのか?それともこの映画そのものが寓話なのか?
多分、「一体何を見たんだ?」となることが目的の映画なんですね。
取材対象の鉄壁の守りを粘り強く崩していく過程がすごい。調査報道ってこうやってやるのか。
セクハラについて「そういう時代だったから」と言い訳をするのは本当にやめてほしい。そういう時代だって被害者は被害>>続きを読む
なんだかんだと巻き込まれているうちに正義に目覚める「タクシー運転手」型のお話。
このレビューはネタバレを含みます
普段アニメはあまり見ないのですが、誘われて見てきました。
ツッコミどころが多くて話に集中できなかったかも。家出少女を神戸まで車に乗せる?新幹線に乗っちゃう?そこに自転車落ちてたの?などなど。
まぁ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
父親が原因でトラウマを抱えた姉妹の感情が突然爆発するシーン。分かる。この映画では父親の誕生日祝いだったが、実際は介護がらみで爆発する家庭が多いのでは。
家父長制の呪縛から解放されのは何世代後になるんだ>>続きを読む
「ニューイヤー・ブルース」を見た時も思ったが、こういう西洋風なラブコメを韓国を舞台にサラッと作れるのがK-cultureのすごいところだと思う。
ソヌジョンアの音楽がとても良い❤︎
お屋敷の内装、衣装、小物などを含め、とにかく映像が美しい。
ニブン夫人がジェーンにかける言葉で、持っているものを失う人たちと自分で手に入れていく人の物語だったのかと気付く。
メイド時代のジェーンは>>続きを読む
エノーラ役のミリーちゃんの魅力満載でした。
ただ、謎解き部分が今ひとつかな。特にピンチの切り抜け方が安易過ぎる。
このレビューはネタバレを含みます
七月と安生の人生が家明という男性を挟んで鏡写しのようになった時点で、鳥肌が立った。音楽もいいし、映像もいい。
今のところ、チョウ・ドンユィの映画にハズレなしです。
シスターが卒倒ものの悪い子ちゃんたちだったけど、青春なんだからしょうがない。
何気なく見始めたら、意外に面白かった。エディンバラ、行ってみたいなぁ。
こういう西洋的なロマコメをなんのてらいもなく作れてしまうところが、K-cultureのすごいところだと思う。
ユ・ヨンソクとユ・テオ目当てで見たのですが、キム・ガンウが一番よかったな。
ちょっと違う角度から韓国のことを見ることができた。移民2世、海外養子縁組、日韓の歴史問題までを上手に盛り込んだコメディ。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ版の予習として鑑賞。ホドロフスキーがとってもチャーミング。
麦くんと絹ちゃんと世代が違うせいか固有名詞が分からず、あまり刺さる部分はなかったかなあ。
絹ちゃんの両親がいかにもでした。
ブリタニーが少しずつ前に進んでいく感じがすごくよかった。自分の機嫌は自分で直すべきだし、コンプレックスは自分で克服するべきだよね。
なんとも不思議な愛書家の世界。
世の中には本の手触りとか活字の美しさとか、さらにはその本が辿ってきた物語を愛する人たちがいるんですよ。
エグゼクティブ・プロデューサーに『ブロークン・イングリッシュ』>>続きを読む
「?」な部分は多いけど、アイディアがいいので楽しめます。よく考えるとマジ変態だけど。そこについては、エクスキューズがあったからよしとするかな。
ケネス・ブラナーの自伝的映画。
物語の舞台となったベルファストはかなり深刻な状況だったが、無邪気なバディの目線で描かれていたのでなんだか滑稽で笑えた。
お兄ちゃん目線だったらもっと辛い感じになった>>続きを読む
誰もがサンドラのようにDVから逃げる術を知っていないといけないな。
最低な夫だった。
「エール!」はコメディタッチだったけど、こちらはヤングケアラーの問題に焦点を当てた切ない話だった。
「青春の光と影」に感動。美しい詞って、手話も美しいんだなぁと、手の動きに見入ってしまいました。
ジェーン・オースティンのファンとしてはとりあえず、「何か違う」と言いたい。
熱狂的なファンからやいのやいの言われるのを承知の上でチャレンジしたのはすごいと思う。
が、なんとも詰めが甘い。そもそも、>>続きを読む