damayさんの映画レビュー・感想・評価

damay

damay

映画(35)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 35Marks
  • 45Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.9

恋人とこの映画を観れる自信がない。

自分は世界一幸せで、
これ以上何も要らないって思える時間が
2人の間にあったのだから
そこに戻れる気がしてしまうけど
そんなことはなくて、
生まれた溝を埋めようと
>>続きを読む

マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.4

父親に恋人ができたときの
なんとも言えない気持ち分かるなー。

一番の親友を失って、失恋をして、
父親に女もできて、
それでも前を向いている
ヴェーダが逞しすぎる。

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

愛ってなんなんだろう。
愛する人が幸せだったら自分も幸せ。
愛する人の幸せの先に自分の幸せがあるなら、
愛する人を幸せにしたいと思うこと=エゴ
(自分が幸せになりたいって思うこと)になっちゃうの?
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.1

辛いし、観た後に心が温まる訳ではないけど
愛を描いた私の好きな映画。

ポールの上司や裁判官にはひたすら腹が立つし、
マジョリティ側の人間の偏見で
マイノリティ側の人間が大きな不利益を被る構図が
もど
>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.0

ジュリア・ロバーツが美しすぎたし
いきなりキスする大胆さにキュンキュンした。
海外の恋愛映画の中で一番好きかもしれない。

好きなシーンはヒュー・グラントが街を歩きながら
季節が過ぎていく場面。
時が
>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.2

I was make-believe.
And his other life, you were real.

ジェニファーがエドワードの息子に言った言葉。
この言葉が彼の妻と息子への深い愛を
最も端
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

私には難し過ぎた。
歴史上の出来事と人物関係を
しっかり把握した上でもう一度観たい。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

夫婦関係を描いた話かと思いきや
しっかりサスペンスで、
妻が完全に振り切ってる最後の展開が良かった。

結婚は相手の求める夫/妻を演じること、
人生は誰かの求める理想像を演じること、
そんな側面も少し
>>続きを読む

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.7

全てが異質過ぎて惹き込まれた。

観終わった後は感情が無になると言うか、
宇宙に放り出された気分になる。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

自分自身が地方出身だから
美紀と重なる部分がいくつもあった。
田舎に帰省した時の実家への帰り道とか、
同級生の男子たちのしょーもないノリとか。

どこの世界でもしがらみがあって
みんな生きづらさを抱え
>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.6

猛烈に料理が作りたくなって
映画を観たあとカルボナーラを作った。

カール・キャスパーの料理との向き合い方が
すごくかっこよかった。

ロバート・ダウニー・Jrはちょい役だけど
やっぱり世界一好み。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.8

人間は目の前の甘い蜜に簡単に惑わされて、
身近にいる、自分のことを一番理解してくれる
本当に大切な人のことを蔑ろにしてしまう生き物。
それが愚かだと気づいた時にはもう遅い。
人間は自分のことが一番大事
>>続きを読む

ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.2

原作に沿ってたとはいえ、物足りなかった。
あのレクターになるまでの描写が浅いというか、
普通の復讐劇にしか思えなかった。
今作のレクターの行動には感情的で
行き当たりばったりな所が多々あって
人間味が
>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

3.9

意外とあっさりした終わり方だと思ったら
最後の最後にしっかりハラハラさせられた。

羊たちの沈黙〜今作と3作観てきて、
事件の当事者にならずに刑務所から
警察と犯人の追いかけっこを
ゲームのように楽し
>>続きを読む

ハンニバル(2001年製作の映画)

3.7

レクターとクラリスの特別な関係性から
レクターの人間らしい部分が垣間見えたが、
自分は別にそれを求めていなかったのかも。
掴みどころのない最狂サイコパスな
レクターに魅力を感じる。

ただ、息をするよ
>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.2

何度観ても強烈に引き込まれる映画。
画面越しの自分までレクターに
見透かされているような気がしてくるし、
終盤の展開にはハラハラが止まらない。
犯人宅に突撃するシーンの見せ方には感服。

あと、アンソ
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

パプリカ「敦子が私の分身だって発想はないわけ?」

夢は現実の反対側にあるもので
現実が真実だから夢は虚偽であると、
意識するまでもなくその前提で生きていたけど、
夢にとっては現実が虚偽なのかなと、
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.2

原作がとても好きだった(感銘を受けた)だけに、映画の内容に物足りなさを感じてしまった。

自分が異質な存在であると思って生きる人たちが抱える孤独感や絶望があまり見えてこず、きれいにまとまってしまってい
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

ポップな描写が多かったが
戦争の無意味さを改めて考えさせられた。

何が正義で何が悪なのかが目まぐるしく変わる中で何を信じるべきなのか、ジョジョはそれを学んだと思う。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

派手な描写はないのに、ジワジワと恐怖が押し寄せて、日常が崩れ去っていく様が不気味すぎた。
マーティンにどうやってあんなことができたのか謎だけど、感情が読めない彼の演技が映画全体の奇妙さを助長していてよ
>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.0

この映画はあみ子の視点で描かれているにも関わらず、あみ子の家族に起こる大きな変化は淡々と描かれていた。この描写によって、あみ子が身近に起きたことをどの程度把握できているのかを読み取ることができ、あみ子>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

結局自殺か他殺どっちだったのかという事実よりも、なにを真実として受け入れるかの方が重要で、あれを真実と決めて生きていくのだなと、ダニエルの覚悟を見た。
にしても、裁判を通して両親の不仲や、その原因が自
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.3

言語が違えば見える世界も違うこと、世界の理だと思っていることにも異なる解釈の余地があること、人間が一方向の時間の流れに囚われていること、愛はそれを超えるものであること、過去も未来も全ての瞬間が素晴らし>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

2.6

狂犬と言われている犬がめちゃくちゃ可愛かったり、暴漢に街のみんなで復讐する場面で想像以上の人数が湧き出てきたりと色々なところにシュールが散りばめられていた。
この監督の他作品も観てみたら癖になるかも。

私はゴースト(2012年製作の映画)

3.0

幽霊視点の映画という設定が新鮮だった。
外は明るいのに照明が付いているという演出が印象的。
あの終わり方が何を意味しているのかは分からなかった。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.9


設定が秀逸。少子化対策としてはキテレツ過ぎるけど、社会の役に立たない人間は隔離して排除していきましょうというのは現実世界でもよくあることな気がする。動物に変えるというファンタジー要素がそこに加わって
>>続きを読む

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

アニメーションの演出が1作目からさらにパワーアップしていたのに加え、脚本が精巧に作られていてとても見応えがあった。
色んなスパイダーマンが出てくるシーンはとてもワクワクした。
ただ、今作は情報量が多く
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.2

ストーリーを無理なく理解でき、且つアクションシーンや笑えるシーン、うるっとくるシーンがきちんと詰まっていて最後まで楽しませてくれる映画。
効果線や色使いなど、アニメーションだからこそできる演出も最高に
>>続きを読む

アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.7

題名からアメリカにおける美というかスタンダード的なものに対して問いを投げかけるようなものかと勝手に想像していたけど、「American beauty」は真紅のバラのことらしい。

家庭崩壊の過程という
>>続きを読む

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

視聴率を上げるためにどんどん手段を選ばなくなっていく様が最近の週刊誌やインスタグラマーと重なってリアルだった。
主演のJake Gyllenhaalの目のキマり方がいい。

シックス・センス(1999年製作の映画)

3.9

最後の展開が予想外で、だからああいう描写だったのかと伏線回収が気持ちいい映画だった。

アマプラでは映画のカテゴリが「サスペンス・ホラー」となっていたけど全然そんなことなくて、死んだ人と残された人の間
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

人は出逢った人や置かれた環境から学び、自分なりの答えを探していく。
生きる中で培ってきた価値観や導き出した答えが奇妙なものになる可能性はあるけれど、それを恐れずに自分が納得する道を進んでいきたいと思っ
>>続きを読む

Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

4.0

ビヨンセのことは殆ど知らず、アルバム「RENAISSANCE 」のみ予習した状態で鑑賞したが、ビヨンセのパフォーマンス、人間性に完全に魅了され何度か泣いた。

ビヨンセから目が離せないせいで映画館で買
>>続きを読む

百花(2022年製作の映画)

3.8

記憶、それと男と女について。

母の記憶がチグハグになっていく描写と息子の記憶がフラッシュバックする描写の断片性がとても記憶らしかった。

あと、台所での手の演技。

市民ケーン(1941年製作の映画)

2.8

とびきりストーリーに引き込まれた訳ではないけれど、テンポよく飽きずに観られた。

この映画が評価されている理由を調べた後に観るとまた違う発見や面白さがありそう。