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チョコレートドーナツのdamayのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.1
辛いし、観た後に心が温まる訳ではないけど
愛を描いた私の好きな映画。

ポールの上司や裁判官にはひたすら腹が立つし、
マジョリティ側の人間の偏見で
マイノリティ側の人間が大きな不利益を被る構図が
もどかしくて悔しかったけど、
それ以上に3人の間に育まれた愛が心に残った。
ホームビデオの中の3人は
紛れもなく家族で世界一幸せそうだった。

ゲイカップルが親になることや
障害を持つ子どもを迎え入れることの大変さ、
それも勿論この映画で無視できない要素だけど、
あそこまで他者を愛せる彼らが
人間として純粋に凄いなと思った。
なかなかできることじゃない。
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