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パプリカのdamayのレビュー・感想・評価

パプリカ(2006年製作の映画)
3.9
パプリカ「敦子が私の分身だって発想はないわけ?」

夢は現実の反対側にあるもので
現実が真実だから夢は虚偽であると、
意識するまでもなくその前提で生きていたけど、
夢にとっては現実が虚偽なのかなと、
パプリカの言葉からそう感じた。


現実が夢を侵略するという設定に加えて、
夢、友情、恋愛、妬みといった
人間らしい要素も盛り込まれていたし、
何より平沢進の音楽が夢の世界を
より浮世離れしたものに昇華していて
素晴らしかった。
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