じぇんさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

じぇん

じぇん

映画(386)
ドラマ(13)
アニメ(0)

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.4

ケネス・ブラナーが凄く愛を注いだ作品というのが丁寧なタッチからひしひしと伝わってくる。めちゃくちゃ大きな事件が起きるとか、主人公が異端児だとか、そういうのがなく“ある家族の話”としてまとまってるのが程>>続きを読む

ザ・ロック(1996年製作の映画)

3.9

破壊王マイケル・ベイ作品(実は初)、大衆が望むものをと言うだけあって純粋に楽しい娯楽大作。爆発シーン、アクションが本当にド派手でハリウッドだな〜と感じる。
武闘派ではなく頭脳派なニコラス・ケイジ、危な
>>続きを読む

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

4.2

青春スポコンものなので好きじゃないはずないんよ。
スケボー全くもって詳しくないけどルーツを知れたし、それぞれの登場人物のドラマも凄く丁寧に描かれていて質が良い。脚本がご本人で制作にみんな関わっているの
>>続きを読む

フレンチ大作戦 灼熱リオ、応答せよ/OSS 117 リオデジャネイロ応答なし(2009年製作の映画)

2.7

前作が凄く好きだったから続けて見たけどブラック過ぎた…
差別的発言を盛りだくさんにするというシニカルな笑い狙いなんだろうけど、あまりにもそのネタばかりで途中からつらくなってしまった。

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)

3.6

甘いマスクに渋い声、友情に熱い硬派なボンド、良い。ダニクレボンドの前身と言われてたりするらしいけどほんとにそう思う。余裕綽々でコミカルなのもいいけど泥臭く人間味溢れるのもまたいい。
『女王陛下の007
>>続きを読む

007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)

3.6

マット・ボマー似のティモシー・ダルトン。ロジャー・ムーアとは打って変わって程よいコミカル度の比較的硬派なボンド。雪上アクション好きだねぇ〜
「チェロが可愛い」

グリース(1978年製作の映画)

3.6

70年代(設定は50年代)ミュージカルの傑作!!今となってはジワるとこも多いけど良い。
トラボルタはおじさんになってからしか知らないので若いとなんか面白い(失礼すぎ)ダンス上手いんだろうけど振り付け面
>>続きを読む

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて。
砂漠でのロケが凄くて大画面映えする作品だしやっぱりレイフ・ファインズの顔がいい。
最初に顔が写るときはゴーグルしてるしその後は火傷でちゃんと顔見えないところから急にがっつり写る
>>続きを読む

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

2.9

期待してたのとちょっと違った笑
実在の、というか現女王の若い頃の話だからそんなに冒険できないんだろうけど、展開読めすぎてて…こっちが元ネタなのかもだけどローマの休日のが断然好き。
衣装はどれも素敵だっ
>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

3.4

これが実話か、つらいという気持ちでいっぱい。
心理学で聞いたことのある拷問を最近でも実際にやってたことが衝撃だししかもそれを再現したシーンががっつりあるので精神的にきつめ。
ジョディ・フォスターがめっ
>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.9

すっごく強烈な印象を与える作品だった。モノローグがすごく多いわりに主人公の本心が読めにくいというのも面白いし、一向に事態は好転しないし救いのないエンドが痛烈。
なんでそんなに依存するのかわからないけど
>>続きを読む

光をくれた人(2016年製作の映画)

3.8

全然知らない作品だったけど真ん中3人が好きなので見てみて予想外の重めのドラマを堪能できた。上手く言えないけどすごく“小説原作”っぽい話。
無口で抱え込みやすいタイプだけど奥さんを本当に深い愛で包んでる
>>続きを読む

007/美しき獲物たち(1985年製作の映画)

3.5

ロジャー・ムーア最終作ということでそこそこシリアス。50過ぎくらいかと思ってたら57歳だったことに驚き。
何よりヴィランが歴代で1番と言っていいほど根本から悪いサイコなのが特徴的だった。というか若いク
>>続きを読む

OSS 117 私を愛したカフェオーレ(2006年製作の映画)

3.7

『アーティスト』の監督と主演が過去にコンビ組んでおふざけパロディやってるのに惹かれて見た。フランスのシュールな笑いも結構好き笑
下ネタ多い、全くもって有能性が伝わらない、名前をしょっちゅう聞き返すet
>>続きを読む

カラミティ・ジェーン(1953年製作の映画)

4.0

西部劇×ミュージカルなんて私の2代好きジャンルのコラボ、好きじゃないはずないんだよね〜!
女なんだから、っていう古い考えが強い一方で最終的なお相手は完全に素を知ってる人でしかも友達の延長のまま豪快に結
>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

3.7

ずっと見たかったやつ!
オタクじゃないと作れない作品感を切々と感じた。マシュー・ヴォーン、改めてめちゃくちゃオタクだな。
アーロン・テイラー=ジョンソン、冴えないオタク男子高校生だけどふとした瞬間に「
>>続きを読む

ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

3.3

どうしてレイフ・ファインズがこの作品を監督したがったんだろうって思うくらいにはしっかりバレエ映画かつロシア亡命もの。
バレエやってたくせにバレエダンサー全然知らないもんだから予備知識なしで見て面白かっ
>>続きを読む

プリティ・ガール(2004年製作の映画)

3.3

王道ロマコメシンデレラストーリー。
髪色暗いジュリア・スタイルズ珍しい。知性があって夢のために恋を諦めるところが良かった。それを応援してくれる王子も理想像具現化って感じで良かった笑
お付の人がジワる。
>>続きを読む

アーティスト(2011年製作の映画)

4.2

ずっと気になってたけど本当に当時のサイレント映画感(といっても全然見たことないけど)すごくてめっちゃ良かった!
主演の方の圧倒的顔芸()と大袈裟な動き方が昔の映画のそれだな、って思うし、演出からキャラ
>>続きを読む

007/オクトパシー(1983年製作の映画)

3.3

ほんとほぼコント状態で何が目的で誰が敵か忘れる。
ロジャー・ムーアに合わせてちゃんとボンドガールの年齢が引き上げられてたのが良い。そしてピエロメイクが意外と似合うのが微笑ましい。
今回もQ大活躍回。す
>>続きを読む

嵐が丘(1992年製作の映画)

3.4

嵐が丘って邦題考えた人天才。
有名作品で特に欧米では根強い人気作というのは知ってたけどこんなにもドロドロ拗れた愛の話とは思わなかった。身分違いの恋の話はよくあるけどおとぎ話に走らないのである意味リアル
>>続きを読む

ザ・ゲスト(2014年製作の映画)

2.6

絶対B級だと思ってたけど想定外のトンチキ度だった。妻が大喜びしたというダン・スティーヴンスの肉体美を拝むために見たようなもんだからまぁヨシ。
サイコパスというより人体実験されたからああなったのかもしれ
>>続きを読む

シラノ(2021年製作の映画)

3.1

思ってたより響かなかった…
中世のミュージカルもので好き×好きだったんだけどそもそもストーリーにあまり惹かれないのかもしれない(本末転倒)死ぬときになって気がつく系がね、好きじゃないので。あとクリスチ
>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

スキャンダル系の作品を立て続けて見てたけどスケールのでかさとゲスさが1番だった。
聖域だから報道はタブー、神に近い存在の神父に気に入られたくて強要にも応えてしまう、などなどのために長年蔓延っていた悪行
>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

3.7

こんな重いドラマとは知らなかった。キーラ・ナイトレイの安定のコスチューム物として挙げるにはやや悲劇すぎるかな。
助演女優賞にノミネートされたのも納得のシアーシャの繊細な演技力が光る。あと目の色がほんと
>>続きを読む

パトリオット(2000年製作の映画)

3.9

南北戦争ものは度々見かけるけど独立戦争描いてるのレアだなと思う。
大家族のシングルファーザーメル・ギブソンが息子を殺された怒りでブチ切れまくる話。戦争は嫌でも強いってところが皮肉なことに周りには知れま
>>続きを読む

007/ユア・アイズ・オンリー(1981年製作の映画)

3.4

Qが人気なのか癒しキャラとして度々登場してくれて嬉しい。ダメ出しするためだけにわざわざ懺悔室で変装して待ち構えてるの可愛すぎる。
スキーアクションの迫力が半端ない…撮影事故起きたんじゃないかってハラハ
>>続きを読む

クイズ・ショウ(1994年製作の映画)

4.0

テレビ業界の闇を描いた作品を俳優が監督するってすごい。
若レイフ・ファインズに釣られて見たけど面白かった!にしても若い頃のキラキラ好青年ぷり半端ねぇ…御曹司オーラ()も凄かったしお金と人気のために揺れ
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.3

ポスターや予告編からもっとバイオレンスなエンタメ復讐劇かと思ってたから良い意味で裏切られた。
グレーゾーンの問題を生々しいリアリティと不自然なカラフルさとで絶妙なバランスで描いている名作。こういう作品
>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

2.9

ずっと気になっていた作品。
発想勝ちだしそれをきちんと映像化できてるのが凄い。小説みたい。
けど自分の知見の狭さではなかなか理解しづらかった。
友人と一緒に見てこんなにも気まずくなる作品も稀。

グラディエーター(2000年製作の映画)

4.6

午前十時の映画祭にて。
リアリティに拘るリドスコ先生らしく、生々しさとダイナミックさが素晴らしかった!
ラッセル・クロウがめちゃくちゃかっこいい。ひたすらかっこいい。ここまでストレートなヒーロー像って
>>続きを読む

奥さまは魔女(2005年製作の映画)

2.2

久しぶりに見なくて良かったなという作品だった。
ギャグのノリがとにかく合わない!!笑いって感動以上に文化だから合わないのも仕方ないけど始終引いたところから見る感じだった…共感性羞恥を刺激されるというの
>>続きを読む

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.4

友達におすすめされてたやつ。
冒頭のシーン、絶対誰もがヒロインに向けて言ってるかと思うじゃん…その意外性が良かったし、ただの感動ロマンスに終わらないところが面白い。
ハッピー野郎なチャニング・テイタム
>>続きを読む

アメリカン・ドリームズ(2006年製作の映画)

2.3

実在のオーディション番組をパロったブラックコメディなんだけどあまりにもブラックだった…これをゲラゲラ笑えるほどの神経の太さは持ち合わせてない。
登場人物みんな癖強いしナチュラルクズ多いから共感も何もな
>>続きを読む

ROCK YOU! [ロック・ユー!](2001年製作の映画)

4.2

予備知識ゼロで見たからあまりにもポップな始まり方で意外だったし「時代物スポコンだ〜!」と謎の興奮をした。
ヒースが最初小汚くて髭も髪も伸びまくってるところから騎士になる特訓して凛々しく登場したときは溢
>>続きを読む

007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.1

前作で余程好評だったのか制作陣が気に入ったのかジョーズがめちゃくちゃ活躍してて面白かった。スターウォーズによるSFブームに乗っかったというのも俗っぽくて面白い。
まさか007でこんな展開になるとは!っ
>>続きを読む