蛙

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーの蛙のレビュー・感想・評価

4.0
妻が出張中で映画館へ行けない日々。最近週末には「スーパーマリオワンダー」を家族でやっている事もあり、子供達と3人、お留守番チームでレンタル鑑賞。

ゲームプレイを映画化した様な作品!

マリオと言えばジャンプとダッシュ。ビョイーン、ビョイーンと縦の空間をフルに活かしたジャンプアクション。B(Y)ダッシュのスピード感ある横移動。それらが映画の中で上手に表現されていて。画面構成や、演出するカメラワークが上手いのだと思います。下から見上げて、上から見下ろし、パンして、寄って、引いての素早いカメラワーク。時には伝統的な2Dマリオの様に、横から俯瞰して見せてくる。この飛び跳ね感とスピード感はゲームマリオじゃん!!

ストーリーの添え物感も実にアクションゲーム的。
アクションゲームで何かをクリアーした時に流れる短いストーリームービーで「はて?この人達は何で喜んでいるのだろう?ここをクリアして何になるのだったっけ?」と、湧いてくるその疑問に焦点を当てる人は殆ど居なく、クリアした時の「やっっったーーー‼️❣️🎉🎊😆」と脳内快感に溺れている所に、花を添える程度の物語。つまりは、アクションゲームの本質は目の前のタスクを超える事に有るのだと思います。(アクション映画もそういう部分もあるのかもですね)本作の物語も正に花添えストーリー。

子供達とお留守番中の楽しみとして観るにはピッタリの作品でした。でも、できれば映画館で観たかったな!
蛙