この映画のよくないところはBGMがダサいところ
BGMがなかったら良いのにってシーンが多すぎるし、曲自体も昔の映画用フリー音源みたいに感じてダサい
あと全体のストーリーも酷くはないけど、他のベルイマ…
このレビューはネタバレを含みます
90分の尺でここまで語りきるベルイマンの凄み。
団長とアンの絶望の極みというシーンで突然あらわれる道化師が効果的でどん底に落ち狂気に駆られる団長の横で何も考えずべらべらしゃべる道化が重く、暗くなる…
イングマール・ベルイマン監督『道化師の夜』(1953)
DVDにて鑑賞。
まず座長アルベルト(オーケ・グレンベルイ)の精悍な顔の力がすさまじい。
サーカスという泥臭い仕事への卑屈な思いと、酩酊…
地方巡業のサーカス団を舞台にした、男女の腐れ縁を描いたベルイマン監督作品。
一般的な有名作ではないが、音楽の効果的な使い方、あまりにも美しいカメラワークと映像芸術としてのクォリティの高さは相変わらず…
京橋・国立映画アーカイブにて鑑賞。
イングマール・ベルイマン監督の未見作品を観たのは、本当に久しぶり。今年(2018年)はベルイマン生誕100年だったので、レア作品含めての特集上映を期待していたが…
美麗な風景描写、陰影のハッキリした室内映像、顔を合わせずに、あるいは鏡越しに行われることでノーカットで映し出される会話シーンなどは、あーベルイマンだなと安心して見ていられる。
冒頭の回想シーンは、こ…
まさに波瀾曲折。どんなに威厳や自尊心が蹂躙されようと、明日もまた巡業は続いていく。それも人生の本質。
幸福や愛情が絵空事の様に感じる忙しない日常において、この映画を必要とする人間は少なくないんじゃな…
本日7月14日はスウェーデンが誇る世界三大巨匠の1人イングマール・ベルイマン監督の生誕99周年!
30代半ばのベルイマンが三番目の妻と結婚生活を送る中、
この恋多き監督は「不良少女モニカ」で主演し…