岡田茉莉子よろしくスーパーの倉庫にて、黒傘を閉じて姿を現す柴咲コウから、失恋後のビニール傘を片手の織田裕二、そして2人を祝福するデパ地下のクリスマス傘。こんな念入りに設計されたメロドラマは、テレビがで>>続きを読む
濱口映画は極論とは言い難いレベルで北の国からの片鱗をみせており、とうとう言い逃れできない段階まで来ている。いってることほぼウノコレでゴメン!
ハリーやロンはスポーツ経験がないから、厳しいところがある。
お腹が空いたので特に調べもせず言うと、『北の国から』で亡くなったはずの大友柳太朗を冒頭でラーメンの達人として出したり(しかも遺作)、餅を詰まらせる老人として大滝秀治が登場したり、もちろん伊丹・宮本カッ>>続きを読む
ハンフリー・ボガードのモノマネ芸人として活動するなら、客席にいるお客さんに、サイン入りマッチ箱投げる粋なサービスしてあげるだろうね。
画面を暴れ回る豹や迷惑犬もさる事ながら、全員が狂人で、かつ高速な会話で物語が進んでいって、こっちもそうした渦に呑み込まれた頃に、心理的なきっかけを持たない恋愛にも関わらず、腐心して作った恐竜の骨格標本>>続きを読む
おもろかったけど、元も子もないけど、学校2年目なのになんで全然魔法覚えないんだよっていう。そりゃ都合良いだろうけど。みたいなのは多くある。
ドビーや嘆きのマートルは小学校で主に飛び交っていた言葉なの>>続きを読む
鷲に連れ去られる赤ちゃん。森の中に巣がありそうに見えるのに実際の巣はめちゃくちゃ開けた危ない崖
1920年代のバトル・オブ・セクシーズには、可愛げのある浮気夫のざわつく発言に「なら私は女よ!」と言い返す娘でしっかり安心の空間が取り戻されたような。もちろん、妻の誕生日を祝っている夫が、急に「コート>>続きを読む
サイレントが故、オシャレな帽子を引きちぎる行為の強さに居た堪れなくなり、若大将的な行動原理の逆を進む(個人的には誤解は自分で解くのは野暮だと若大将に教わっている)即弁解する牧師のお陰で解決した気になり>>続きを読む
音楽長めだから心地良いというだけではあった。いまだストローブ=ユイレは導入ならず。
現地のディスコでの映像から始まり、ジブチの海沿いに生活する外国人兵の訓練。ドニ・ラヴァンだけ特によく知ってるのに、ドニ・ラヴァンは知らなくても一番見分けつく相貌なので、サンタンことグレゴワール・コラン>>続きを読む
"The lonly villa"に似ている空間と構造であるので、幼きメアリー・ピックフォードがここから羽ばたいたように、大物の登竜門みたいなプロットなのかしら。
デカい帽子で映画鑑賞を邪魔する貴婦人達の描写から100年経って、種々様々な頭の盛り上がりや型によって個性を発揮したKABA.ちゃん(レギュラー出演していた『笑っていいとも』では、そのコンセプトを毎週紹>>続きを読む
疲れ果てて家の中に倒れ込んでしまっている女(リリアン・ギッシュ)を見つけた中国人(バーセルメス)は、一旦画面を横切って戸を閉めて戻ってから看病始めるところに律儀だな、でもあんま見た事ないと思っていた、>>続きを読む
なんともノれそうであんまりノレないという感じで。結局最後の方ホロっとしたので後味はよかったんだけど。
豊穣なハワード・ホークス体験を甘受している子供たちと、瑞々しい性行為に勤しむ青年たち、どちらが生きるべきか死ぬべきか。
このレビューはネタバレを含みます
ホグワーツって陸続きだったんだなあ
ヒッチコックに恋焦がれたものたち(この作家がもちろんイングランド印、特にロンドンという世界の中心である事を表明する為に)が躍起になっている気配も(梨泰院クラスを見>>続きを読む
3年前ぐらいのトリュフォー期に渋谷TSUTAYA で監督順の棚から沢山借りていた時にいつもないので、このタイトルは見ておらず、古本屋で見つけたおすぎの映画本のタイトルとして引用されていたぐらいで(『シ>>続きを読む
いつものように遠く迄連れて行かれたような程ではなく、多分ピンとこない系統の
原作小説をあらすじだけ知った上で、企画して、ゴーサインでて慌てて読み出したらしいが、とてもわかる。ダンスシーンもそうだが、車窓で過去を告解するジュリアに合わせた外光の入り方とか特に、リズム感が息ピッタ>>続きを読む
マンチェスター・シティとリヴァプールの試合みるまでに1本という事で、ハーフタイムなんだけど、寝ちゃうから冒頭だけ何作か沢山見ている抜きにしたらしっかりベルトルッチみるのが初めてだった。
もちろん才能>>続きを読む
カウリスマキ流、8分ロッキーは、カメラも内容もアクティブで直線的に楽しませてくれてみやすい。
複雑な関係性を辿りながら、とにかく淡島千景がすきだなーーって思いながらずっと目で追っている。
序盤に2人が邂逅してタイトルバックに至るまでの早口で、ハイテンポかと思いきや、実際よりも時間が長く感じる。接吻とゲロによる恋。
東宝の川島雄三はみてないけど、かなり東宝マナーに徹している所も多々ある>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
温厚な友人を「観てないの?やば」と呆れさせ、過激にしてしまう程の良さ。納得した。サスペンスで進むかと思いきや、とてもどーでもいいようなコメディがまた良い🐖。そして、日の出、電車、ボート、など。水の中に>>続きを読む