mamiKO

愛なのにのmamiKOのネタバレレビュー・内容・結末

愛なのに(2021年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

プチっと1人前、こんなに演技できたんですね!(失礼しました)
いや、良かったです。
ダメな人いっぱい出てくる人間臭い映画。
キャスティングも素晴らしいですね。
劇場所々くすくす笑いも起こり。
同じこと仕返したって同じ気持ちになれる訳ないじゃない、違う人間なんだから。余計なことまで分かっちゃうし。確信しちゃうし。
新郎のスラスラ出てくる言い訳が具体的で嘘だかそれも本当にあったのか、どっちでもいいけど声低っ!あれは武器ですね、俳優としても。

勝手なオプション付けてくるプランナー
とむしろ結婚したいと泣く新婦。
を慰める新郎、いやいや、なんだこれ。
ひたすらピュアなプチっと1人前を傷付けるんじゃないよ!って、でも結局2回も流されてるし!
そして式に呼んじゃうのね。行かなかったのは男前。

愛なのに。

全部愛なのに、向かってる先がバラバラ。でも全員自分の想いに忠実。

諦めたらそこで終わりだぞ!の鉄棒親子のお父さん良かった。2回目登場シーン。お父さんはできないよ。

相手の両親の前でも、警察署でも、古本屋は一貫して男前だった。「プライバシーでしょ」
警察署から帰ってきて冷えきったご飯の続き食べるシーンも良かった。

終わり方、最高。
mamiKO

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