新型コロナでロックダウン中のイタリアの田舎で暮らす人々の何気ない日常生活のほんの一コマ。
たったの8分の短編。
それなのに何故こんなにジワジワと心に染みるのだろう。
タイトルの『4つの道』
この道と…
フィルムカメラという眼でご近所を巡る短編…なのだがパンデミックが起きて割とすぐの空気感がキャプチャされているように思って時間の流れを感じた。
おじさんがマスクをいかにもつけ慣れていないシーンがあるか…
メカスの様な手法をヴァルダの様な精神性で、という風に思えた、とても好き。自分と異質なものに対しての恐怖心と猜疑心がより高まってしまったこのウイルス禍を抜けた先に何があるのか、今はただ不安でしかないし…
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