百年戦争のフランスの英雄、ジャンヌダルクのイングランドでの裁判を元にしたサイレント映画。
半分以上ジャンヌダルクと裁判官たちの顔面ドアップの映像が続くので正直面白くはないけれど豊かな表情から彼女の…
力強いクロースアップの数々に息を飲む。ファルコネッティは顔がフレームいっぱいに捉えられても圧倒されることなく、豊かな表情でショットを自分のものにする。ジャンヌの恐れや絶望が実に見事に表現されている。…
>>続きを読むめっちゃ寝ちゃった、実はめっちゃ面白そうなのに…。
『それぞれのシネマ』で誰の監督の作品だったか忘れちゃったけど、この映画を映画館で観てる女の子が友達にメール送るシーンがあった。なんかそういう、居心…
和歌山市の本町文化堂で鳥飼りょうさんのピアノ伴奏付き上映会にて観賞。鳥飼さんのピアノが凄く自然に響いていてジャンヌの心情や場面とのシンクロが素晴らしかった。
観賞後の何とも言えない疲労感が心地よい。…
クローズアップに次ぐクローズアップで顔を画面に刻み込む。神に救いを求めるジャンヌの苦悩の表情には、すべての希望を奪われた人間の絶望と、しかし最後の微かな希望な浮かんでいる。涙を流す彼女の顔に感動を覚…
>>続きを読むスコアとか超える映画。
ジャンヌに留まる蝿、民衆のそばにある麦。露骨だけど純粋な描写。
神について語るときの恍惚の表情は怪しくて美しくて悪魔的でもある。特に告解のシーンは人間を超越した何者か。
サイ…
(c) 1928 Gaumont