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アクアマン/失われた王国のogoのレビュー・感想・評価

アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)
4.0
IMAXが埋まってたので、Dolby Cinemaの最前列リクライニングシートにチャレンジ。更に3D。

結果、最高のアトラクションでした。

最前列なので画角歪みまくってて、台形補正失敗したプロジェクター観てるみたいな気分だったけど、海中を駆け抜けるカメラワークと3D×リクライニングシートの没入感の食い合わせが最高に良かったので、さほど画角は気にせず楽しめた。

前作の完成度が抜群だったので、二作目のハードルはかなり高かったと思うけど、そこは流石ジェームズ・ワン監督、しっかり期待には応えつつ安定感のあるエンタメアトラクションムービーに仕上げてきてくれた。

意外と海中シーンが少なく、360度活かしたアクアマンらしいアクションシーンが少なかったのが少し残念。とりあえず『Born to Be Wild』かけて、モモアマン映せばカッコよくなっちゃう不思議。

ラストも、まぁそうなるだろうとは予想できつつ、アルマゲドンの大統領演説かブラックパンサーかよと思っちゃう、世界各地がアクアマンの言葉に耳を傾ける演出など、ベタなりに一定の帰結には繋がっていて良かったのでは。

ソー×ロキを思わせる、アーサー×オームの兄弟関係。予想できるストーリー展開ではあるけれど、パトリック・ウィルソンが前作から引き続きハマり役で、どう転ぶか分からないハラハラ感は保ってくれる。時折絡んでくるタコ=トポもキュート。

ヴィランのブラックマンタは相変わらず、逆恨みMAXで小物感強し。赤目ビーム!とか、ビジュアルは良いんだけどね。

御歳56歳のニコール・キッドマンは、美しすぎて最早CGなんちゃうか。

前作ほどの衝撃と驚きは無かったけど、普通に二作目として十分楽しめたので満足。
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