mamiKO

整形水のmamiKOのネタバレレビュー・内容・結末

整形水(2020年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメ版世にも奇妙な物語。
整形大国、韓国のアニメ。
顔をつけると皮膚がぐにゃぐにゃになって好きな形に出来るという、ドラえもんも真っ青なアイテム「整形水」
自分が美人でないからバレエコンテストで2位だったって…、既に心が不美人。それを根に持って、美しくなる努力を怠るどころか、飲むわ食べるわで太っていく。
でも、彼女本当は凄いのに。
トップタレントのメイクさんになるなんて、相当努力があったはず。しかも、外見にコンプレックスがあるのに、人を綺麗にする仕事に着くなんて、なかなか出来ない。
彼女はどうしてああなってしまったのでしょう。
整形水を使ってからの彼女は誰もが羨む美人になって、恐ろしく性格が悪くなる。美に執着して、家族にも酷い思いをさせる。
綺麗な人が性格悪い設定たまに見るけど、私の周りの綺麗な人は大抵性格が良い。それは、けなされる事が少ないからだ、辛い思いをしてないからだと思うかもしれないが、果たしてそんな人生あるだろうか。(あるのかな、一部では)
どんな容姿でも辛いことないはずない。

元々のコンプレックス、そして今は経年劣化に抗えず、外見を気にしているのは私自身も同じだけれど、1番恐ろしいのは心が醜くなることとつくづく思った。
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