女性作家の原作を女性監督が20代の女性達の視点で描いているが、年齢・性別・住む場所が違っても、案外共感できる話だった。
この映画は日本社会に蔓延る階層の違いによる断層とその中で振り回される2人の女…
好きなように生きることと
自分の思うように生きることの違い
もちろん私は貴族ではないけれど、
何不自由なく育ててくれた親のおかげで
華子ちゃんのように「普通の人がいい」ってずっと思ってた。
でも普…
このレビューはネタバレを含みます
なまぬるい感じのいい温度の映画
華子はいいところの子にみえたし
本当にこれであってる?と思えたミキの水原希子も
違和感なくてむしろハマり役だと思えるほど
年齢と周りからのプレッシャーの不安の中
…
このレビューはネタバレを含みます
いい映画だった。映画館で見たらもっと良いんだろうな。
ミキティーがハナコに、どこで生まれても良い日もあれば悪い日もある。でもそれを語れる人が一人いればいい、みたいなことを言ってたあの台詞がよかった…
都会と地方都市、5000円のアフタヌーンティーと居酒屋の汚いトイレ。内部組と外部組、住む世界、“お育ちがちがう”の表現が面白かった。
隔離されているそれぞれの階層で人生を考える人々が魅力的。細か…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会