Ryu

ジョン・ウィック:コンセクエンスのRyuのレビュー・感想・評価

3.2
------------------------------------------
------------------------------------------
★ストーリー
┗構成 1.5/2.0
┗メッセージ性 0.4/1.5
┗斬新さ 0.5/1.0
┗深さ 0.2/0.5
合計 2.6/5.0

★映像
┗芸術性(独創性) 1.6/2.0
┗視認性(見やすさ) 0.2/0.5
┗リアリティ 1.3/1.5
┗趣向(演出などへのこだわり) 0.7/1.0
合計 2.5/5.0

★登場人物
┗魅力 1.6/2.5
┗重要度 1.8/2.5
合計 3.4/5.0

★キャスティング(俳優、声優)
┗適任性
(キャラクターと演者のマッチ度) 2.2/2.5
┗演技 1.2/1.5
┗重要性 0.6/1.0
合計 4.0/5.0

★音響、音楽
┗クオリティ 1.6/2.0
┗適切性 0.7/1.0
┗趣向(音や音楽へのこだわり) 0.5/1.0
┗挿入歌 0.5/1.0
合計 3.3/5.0

平均 3.2/5.0 【C +】
------------------------------------------
Rottentomatoes
Tomato Meter🍅 94%
Audience Score🍿 93%
------------------------------------------
キアヌのヌンチャクガンアクションはやはり芸術級。もうこれを見るためにこの作品は制作されているとさえ言っても過言ではない。

ただそろそろお腹いっぱいかなぁ、と本作を観て感じた。

今回ばかりはアクションが長すぎてくどさすら感じた。もちろんアクションそのものは素晴らしいし、寧ろシリーズを重ねるごとに進化してきているものなので、今回は特に集大成とも言える出来栄えで最高だった。ただ特別、真新しさがあるわけではなければ、ストーリーに関しても驚きのある展開があったわけでもない。敢えて良かった点を挙げるとすれば、大阪コンチネンタルのビジュアルはネオ大阪の非現実的な雰囲気がゴリゴリ表現されていて好き。

またシリーズ通して描かれてきたジョン・ウイックの孤独な旅路の終着地点という意味ではかなり綺麗な終わり方になっていたと思う。彼の友情に対する考え方や、殺し屋としての信条というのがかなり丁寧に描かれていて良かった。

何はともあれもし今作以降も続けていくのなら、そろそろストーリーに深みを出してもいい気もする。
Ryu

Ryu