Ryu

42〜世界を変えた男〜のRyuのレビュー・感想・評価

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)
3.9
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★ストーリー
┗構成 1.8/2.0
┗メッセージ性 1.2/1.5
┗斬新さ 0.5/1.0
┗深さ 0.3/0.5
合計 3.8/5.0

★映像
┗芸術性(独創性) 1.6/2.0
┗視認性(見やすさ) 0.4/0.5
┗リアリティ 1.3/1.5
┗趣向(演出などへのこだわり) 0.5/1.0
合計 3.8/5.0

★登場人物
┗魅力 1.9/2.5
┗重要度 2.1/2.5
合計 4.0/5.0

★キャスティング(俳優、声優)
┗適任性
(キャラクターと演者のマッチ度) 2.4/2.5
┗演技 1.3/1.5
┗重要性 0.7/1.0
合計 4.4/5.0

★音響、音楽
┗クオリティ 1.7/2.0
┗適切性 0.8/1.0
┗趣向(音や音楽へのこだわり) 0.6/1.0
┗挿入歌 0.5/1.0
合計 3.6/5.0

平均 3.9/5.0 【B+】
【鑑賞×1 最新鑑賞日 2024/1/2】
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Rottentomatoes
Tomato Meter🍅 81%
Audience Score🍿 85%
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野球ファンなら誰しも聞いたことのある、黒人初のメジャーリーガー"ジャッキー・ロビンソン"の半生を描いた作品。

自分も野球が好きで、彼がどういう人でメジャーリーグの歴史においていかに重要な役割を担った選手かというのは知っていたけど、本作を通してその重要性だったり、彼が現在のメジャーリーグに残したものの大きさというものをより深く学ぶことができた。もし彼がいなければ今のメジャーリーグはないだろうし、もしかしたら日本人がメジャーでプレーするなんてことはなかったかもしれない。

また彼の凄いところは、差別への反対を口にしたり、抗議などの行動をするのではなく、ただ耐え続け、野球という自分の仕事にだけ集中する姿を見せることで周囲の変化を促したこと。関係性はないとは言え、WBCでの大谷翔平の"憧れるのをやめましょう"という名台詞にも通ずる精神というのがある意味で垣間見れたようにも見えた。

また本作は惜しまれつつも若くして亡くなったチャドウィック・ボーズマンの演技にも注目して欲しい一作。
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