毛玉

ジョン・ウィック:コンセクエンスの毛玉のレビュー・感想・評価

4.2
アクションシーンは基本クライマックス

シリーズのアクションではチャプター2が1番好きですが、今作は、お金のかかった壮大さで僕の好きなチャプター2のアクションをブラッシュアップした感じが大好きでした!
なんか心理戦とかしてたけど、いらんよ。ねむいよ。早くどんぱちしようや。

今回登場した殺し屋は、真田広之とドニーイェン。真田は大阪府コンチネンタルの支配人で、ドニーイェンは盲目の座頭市のような殺し屋。もう俺を殺しに来てる布陣。
真田広之は流石の日本刀アクションで、鮮やか且つ迫力がありました。
そして、なんと言っても本作はドニーイェンが輝いていた。もう1人だけスピードが段違いで、詠春拳も見られた。最高。

いつも美しいシチュエーションや、変わった環境でのアクションを見せてくれる本作ですが、今回は初回作以来の“新しい”アクション表現を見せてくれました。
それは、パリの地形を生かした、カーファイトと階段ファイトです。凱旋門周りの車がガンガン走る所でのアクションは次に何が起こるか全く想像できず楽しかったですし、階段ファイトはジョンの疲弊が見えて、思わぬ胸熱展開に心躍りました。
そしてなにより、ド派手な銃を振り回す廃墟での俯瞰アクションですよね。あのワンカットは痺れました!

個人的にパラベラムがあんまりだったので、今回はとても良くて楽しめました!
個人的にはクラブみたいな所で照明を作り込んでのアクションは色々な映画で見てきたからもう見飽きました。
パリでの戦いのような、あるものを生かした生身のアクション期待します!
5はあるのでしょうか?あるのなら必ず見に行きます!
毛玉

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