信じられない程面白いドキュメンタリー映画でした。
1960年代を席巻した、革命の潮流。
その一幕として、三島由紀夫と東大全共闘が討論会をしていたなんて、全く知りませんでした。
そもそも、安保闘争か…
いやー!コレは面白かった!も一回言うけどコレは面白かった!!!
60年代学生運動の最中、右翼に傾倒していた三島に左翼の東大の全共闘が討論会を申し込み実現されたエピソード。
血生臭い不穏な雰囲気も…
バブル崩壊やリーマンショックの経験に昨今のコロナ禍と、当時の誰もが予想だにしなかったであろう現在から俯瞰すれば、討論会と言う名の単なる“コトバ遊び”に見えてしまう。まだ薄く学生運動の残り香があった自…
>>続きを読む案の定、討論内容サッパリ理解不能だった😅何の話し???(笑)
なのに見入ってしまった!😲
三島由紀夫(正直よく知らない、本も未読)が敵陣で学生達を上から目線で説き伏せるかと思いきや、時折ユーモアを交…
記録の中に、本当の「対話」があった。
私は30代で、当然学生運動の機運は知らない。幼少期に何度か安田講堂事件や浅間山荘事件の映像を見たぐらいで、それも最近はとんと放送されていない。
父は1969年…
決闘と暴力、時間と解放区、そして天皇について
哲学思想を胸に携えた若い知性が、熱と尊敬をもって真摯にぶつかり合った場所が確かに存在した。
三島には破滅願望があるように見える。
天皇という“玉”は戦…
三島由紀夫さんのイメージが本作で変わりました。
今までのイメージは高圧的で厳しい方なのかと思っていました。
自決されたときの映像からそんな風に思っていました。
でも東大全共闘と討論する三島由紀夫から…
1969年、5月13日、東大駒田キャンパス900番号室に集まった1000人近くの学生と、三島由起夫は討論会を始める。
周囲はほぼ全共闘という三島には完全アウェイの場。
「三島由起夫を論破しよう壇上…
「言葉の持つ力」
そして「熱・敬意・言葉」
これらを強く痛感されられた。
三島由紀夫が何故割腹自決を選んだのか。
彼を含め、終戦をティーンネイジャーで迎え、時代の転換期を肌で感じた者と、戦後生まれ…
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs 東大全共闘 50 年目の真実」製作委員会