三部作の真ん中にあたるこの作品、そんなに思い詰めて観るほどでもなかったから少し空振りした。具体的に言うと監督が実体験を基にした映画の続編であって、その映画の中で自分の映画製作をするムズ入れ子構造では…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
後日譚以上の価値を持つ続編。
前作で思うところがあった部分が、どんどんと回収されていくのでここまでありきの前作だったことがわかる。個人的には、前作で感じていた「本当にアンソニーは外務省で働いていた…
【STORY】
自分が見放したアンソニーに起きた出来事のせいで心に穴が空いたようなジュリー。
彼女が自分自身や、自分とアンソニーの関係に向き合い、葛藤し、周囲と理解・対立を重ねながら自身の映画の…
イギリスの女性監督ジョアンナ・ホッグの自伝的な記憶にフィクションを加えたという『スーヴェニア』の続編。
映画学校に通う主人公ジュリー(ホーナー・スウィントン・バーンズ: 母親役として登場するティル…
[イギリス、遺された者の悲しみと映画製作について] 80点
傑作。批評家から高い評価を受けならがも観客からは総スカンを食った前作から2年が経ち、その第二部が完成した。前作以上に批評家からの評判は良…
パート1を超えるパート2。映画のなかで映画が撮られ、この映画自身も本当の親子によって演じられ、どんどんレイヤーが重なっていく。ゆっくりと深い感情までもってかれた。映画の映画。愛のはなし。どんな不幸が…
>>続きを読むフランスでは2作連続上映で公開されたので、一作目に納得いかないもののなんか二作目のほうが一般からの評価高いし…あと推しのジョー・アルウィンとチャーリー・ヒートンも出とるし…みたいな気分で見た今作。
…