ShinjuHitomiさんの映画レビュー・感想・評価

ShinjuHitomi

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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

4.3

スラムダンクだ!ちょっとオトナだけど、他では味わえないスラムダンクのあの感覚!

Love Lies Bleeding(原題)(2024年製作の映画)

4.1

最後の5分で意見が分かれそう。あのシーンは個人的には他のところから浮きすぎてて、余計な気がする。全体的としては、手に汗握るエンターテイメントとして面白い。緊張したシーンでも笑いを挟んでくる。

ひなぎく(1966年製作の映画)

4.1

木村カエラみたいな吉田ユニみたいなきゃりーぱみゅぱみゅみたいな世界観久しぶりに見た。DIY感は日本のハウスみたい。60年代ロックバンドのミュージックビデオみたい

アルジェの戦い(1966年製作の映画)

4.1

パレスチナへの抑圧と虐殺、テロとストライキによる反抗をみてる僕らにとってもテーマの今日性が高い。これを「昔のこと」と言える日が来るのかな、、。ドラマとしての起伏がほぼないから、よく言えば現実的で、一方>>続きを読む

理想郷(2022年製作の映画)

4.0

抑制された緊張感とリアリズム。そして映画史上に残る残念な忠犬。

憎しみ(1995年製作の映画)

4.4

ぶんなぐられた。緊張とほっこりギャグのバランス。パルプフィクションを違う視点からみたようなかんじ

裁かるゝジャンヌ(1928年製作の映画)

4.0

構図と最小限のカメラワークだけでカッコいい。コーエン兄弟のマクベスみたい。ジャンヌ脱水を心配するくらいずっと泣いてたな。蝿に助演賞

故郷の便り/家からの手紙(1977年製作の映画)

4.0

究極のミニマリズム映画。見始めて10分経つと脳の使われ方が変わってきて、不思議と飽きない、っていう奇妙な経験ができる。TikTok とかハリウッド大作映画の刺激過剰に中指を突っ立てるっていう見方もでき>>続きを読む

バイバイ・ラブ(1974年製作の映画)

3.9

めっっちゃゴダール。ツッコミどころはたくさんあれど、ほかの作品にはない面白みもたくさん。とにかくショットがカッコいい

未亡人ドナ・フロールの理想的再婚生活(1976年製作の映画)

3.8

こういうオチの付け方あんまり見たことない気がする。とはいえ撮り方と演出はやっぱりメロドラマの延長線上にあるって感覚が否めないな

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.4

アトラクションとしてはおもろいのにストーリーがお粗末すぎる。。しかもそのお粗末なドラマに時間かけすぎだよ。。展開の速度は二両編成のローカル私鉄なんよ。奴らがじっくり感情入れて真剣に話してる間、黙れ、、>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.2

エヴァのフォーマットでウルトラマン見れたってだけで満足。ストーリーはほぼ0点に近いけど笑、異次元のカメラワークと光より速いカットスピード好き。キャラデザも好き。時おり見える俳優たちの謎行動も好き。シン>>続きを読む

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.0

ISISに対抗する方も命懸けのジハードなんだなと改めて思った。彼らもアラーの名の下に自由を信じて、イスラム的天国を信じて故郷のために戦ってる。おそらくプーチンの支配と洗脳にも根強く立ち向かう人々がいる>>続きを読む

ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

3.9

子猫、ピンク色の手帳、もう開始15秒でクリンジー全開で、I was like, O.M.G.。でもやっぱりマイケルの猿鳥犬蛇とか80年代のビッグスターたちのエピソードの後だと、なんかまともやなテイラー>>続きを読む

ポップスが最高に輝いた夜(2024年製作の映画)

4.3

劇場版でウルトラ兄弟と平成が集合した時を思い出した。プリンスとマイケル一緒に見たかったな

Squaring the Circle: The Story of Hipgnosis(原題)(2022年製作の映画)

4.4

鳥肌の立ちすぎで人が死ぬことがあるとすれば、このときは危なかったと思う。クラシックxプログレロックファンでロンドンで写真やってる人間にはドストライクでギターの音と虹色が鼓膜と網膜にブッ刺さってきます。>>続きを読む

アンチクライスト(2009年製作の映画)

4.2

この映画はコピーを全部焼いてしまってもう未来永劫思い出されるべきではない、この映画で監督も俳優も嫌いになってもう顔も見たくない、って言う人の気持ちもわかる。カンヌで数人が失神したって話もわかる。一方で>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.3

めっちゃいい映画だ!日本映画でこんだけ手放しで誰にでもお薦めできる映画久しぶり。落下の解剖学とか東京ソナタを思い出した

ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.2

進撃の巨人の元ネタだと個人的には思ってる。DUNEもそうなるんじゃないかと思ってる。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

まあ確かに映像はすごいけど、アバターが出た時もみんなそういってたからね。話と演出はフツーすぎて肩透かし。ただのハリポタ。丸メガネの代わりに鼻に管刺して箒の代わりに芋虫乗ってるだけやん。宿命を背負ってな>>続きを読む

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

4.1

8 1/2、インセプション、君はどのように生きるか、ほんでこれ。断片のイメージとかはめちゃくちゃ好きなんだけど、ストーリーラインがもう一歩足りなかったな。ホーリーマウンテン的なところ、テレンスマレック>>続きを読む

裸足の季節(2015年製作の映画)

4.3

心えぐられる。こんなに透明感のある空気にものすごく暗くて恐ろしくて不快なものを孕ませて、一番弱いものを大人たちすら屈服させるような強いものと戦わせる。ちょっと哀れなるものたちと比べてしまった。

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.1

ジョジョみたいなコスチュームとギラギラのキャラクターたちだけで高得点。マンガみたい。あとはリュックベッソンあるあるがいっぱいあるからリュックベッソン好きな友達と見るとあれはあの映画このシーンはあの映画>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

セリフがキザすぎるところとか、主人公より若い異性との関係性の描き方が必要以上にちょいキモいようなところはちょいちょいあるものの、人物一人一人の人生に踏み込みすぎない、必ずしも物事に明確な回答を与えよう>>続きを読む

Wasp(原題)(2003年製作の映画)

3.8

イギリス郊外の労働者階級のリアリズム。ってくるとケンローチの思いボディーブローと比べちゃう、けどまあ、シンプルで、リアルで、いいんちゃう

HOW TO HAVE SEX(2023年製作の映画)

3.9

ユーフォリアに見せかけてじつはノマドランドとかイントゥザワイルドを見てる気分になる、絶妙に今まで見たことないタイプ。作風としてそんなに好みじゃないやつなんだけど、リアリズムは徹底してる。

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.0

なんで俺が日本を逃げ出したかったか、日本の文化を知らないみんなに非常によくわかってもらえた笑。ちょっと小津っぽいような撮り方でいてテンポはクロサワ、って感じで飽きない

関心領域(2023年製作の映画)

4.4

これは久しぶりに、映画館でしか体験できない種類のすごみ。ジャンヌディールマンを別テーマで再現したんですね。今まで見た中で一番こわい映画かもしれない

恋人たちの食卓(1994年製作の映画)

4.2

おもろ。ほっこりするのに予測不能なラブコメって意外と難しいと思う。ほんでめちゃくちゃ美味そうな映像がダブルパンチで目も心も満たされるけど腹は減る

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

3.7

やれやれ。友達と一緒に、いやいやいや、って突っ込みながら見るようの映画っすね

受胎告知(1984年製作の映画)

4.4

なにこれかっこよ!!ホーリーマウンテン、柘榴の色、とか田園に死す、を彷彿させるただのかっこいい映像たち。まあセリフは中二病っぽいけどかっこいいといえばカッコいい。ストーリーは皆無

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

ノーラン史上一番おもんなかったな。ほぼ普通のよくできた伝記映画。スピルバーグとかイーストウッドとかにやってもらえばええやん。時間軸混ぜたり、罪と善の意志の両義性とちょっとした映像的な比喩を入れてみたり>>続きを読む

ドッグマン(2018年製作の映画)

4.3

いいっすねえー!優しいけど弱い。ちょっとファーゴみたいなぶきっちょ犯罪劇って感じっすね。でも感情はシリアス。

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