このレビューはネタバレを含みます
怖すぎて途中で何度も見るのやめようかと思った。
四人揃って無職で、内職でその日暮らしをするパク家。
友達の留学中に家庭教師の代理として紹介してもらったパク家に英語教師として入り込む息子のギウ。
そこから芋づる式に一家は娘ギジョンを美術教師に、父を運転手に、母を家政婦に仕立て、寄生した。
社長の息子ダソンの誕生日に社長宅に上がり込んで好き放題をするパク家。
しかしその家の地下には先住民が存在した。
守備良くパク家で職を得た前半は鮮やかすぎて、怖くて怖くて仕方がなかった。
善良な人を騙して、職を全うしてる運転手や家政婦を追い出して、早く天罰が下れって気持ちでいっぱいで観ていたし、なんなら怖すぎて何度も観るのを止めようと思った。
地下の住人に遭遇してからの転落ぶりは見事で、ガーデンパーティでの事件はなんかもう、言語化し難いね。
キム氏のパク社長への殺害の動機があんまりにも切実だし切なすぎた。
すごいな……。
前日は大雨でパク家は半地下の家だから汚水まで流れ込んで
その反面、パクさん達の富裕層はガーデンパーティーだもんね。
もう、絶対無理だろ、こんな物語辛すぎるって思ってたら、まさかのここからのラストが壮絶で、あり得んくらいに涙が流れたよ。
息子の「計画」通りに行ったらいいなってうっかり願ってしまった。
絶対に胸糞悪く終わると思ってたのに、こんなの反則じゃんね……。
にしてもダヘちゃんいい子すぎて泣きそう。
あんな中で血だらけのギウを担いでるって偉すぎでは？？？？？？？？
ダヘちゃんにはこの事件から立ち直って世界一幸せになって欲しい。
