mamiKO

ウォルター少年と、夏の休日のmamiKOのレビュー・感想・評価

4.0
題名、「SECONDHAND LIONS」(中古のライオン達)で、そのままの方が良かったでしょう、絶対。
邦題~!!!
観終えて原題を知り、感動もひとしお。

それが真実かよりも、信じ続けることが出来るか。
何が真実かよりも、何を信じるか。

情報が行き交う昨今、本当なのか、なんなのか分からない事もしばしば。
また、誰かのもくろみにより、真実が伝えられなかったり。
そうか、何を信じるかは自分が考えて、感じて決めるのだと、改めて考えさせられました。

上手く笑う練習なんてしなくても、ウォルターは自然に笑うようになった。
最初は施設に送られそうになっていたウォルター、夏の終わりには自分がここにいるための条件まで出せるようになった。
誰に育ててもらうかを、自分で決めた。
それを、実の母親に頼んだのだ。自分を手放して欲しいと。
すごいことだと思う。
ウォルターはもう、本物の男になる準備を始めていた。

中古品のライオンに命を助けられ、中古のライオン達に一人前の男に育てられたウォルターは、どんなに素敵な大人になったことでしょう。

1つ気になったのは、ハブは良いとして、ガースはハブに着いてくだけの人生で良かったのかな…
ガースにも素敵なエピソードがあったら、もっと良かったな!
mamiKO

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