東海テレビが長年追い続けてきた、名張毒ぶどう酒事件の、『約束』に続く渾身のドキュメンタリー。
2005年に奥西さんの死刑執行停止と再審を認める画期的な決定を下した名古屋高裁の小出錞一裁判官はその後…
2回目の鑑賞。ドキュメンタリーについては定評のある東海テレビの制作。
名張。駅の周辺しか知らないが、歴史あるいい街だ。名張の名は、「隠れる」という意味の「なばる」から来ているときいた。忍者で知られ…
村人は言う。加害者にとっても被害者にとっても、この事件は早く終わらせた方がいいのだ、と。そうして事件関係者がひとり、またひとりと死んでゆく。
しかし、そうだろうか?この事件は冤罪だと、おかしいのだ…
見ごたえがあった。
こういうのを観るとどーしても奥西さん側に立って見てしまうんだが、記者や事件に関する話を聞きに来る人達に「事件の起こった村の住人」として話をして下さい、と何十年にも渡って来られるの…
「名張毒ぶどう酒事件」の現場となった村を訪れ、村民や関係者への取材に踏み切ったドキュメンタリー。
これまで東海テレビが扱ってきた数々のドキュメンタリーを観てきたけど、「名張毒ぶどう酒事件」を扱った…
【司法も村も《自白》に眠る】
東海テレビドキュメンタリー2019。昨年見逃してしまったのですが、ユーロスペースの死刑映画特集で上映されていたので、観ることができました。
高校時代、公民の授業で習っ…
昭和36年三重県と奈良県の境にある山村で起きた名張毒ぶどう酒事件。死者5名という凄惨な出来事の加害者として検挙された奥西勝。当時35歳、妻と愛人が被害者となった2児の父親は果たして真犯人なのか、自白…
>>続きを読むどないしたって司法は動かないのか。個人の人権より組織のメンツの方が大事だと言わんばかり。実際、今の社会がそうであるように。
それより、村の”臭いものには蓋”な感じも恐ろしい。やはり、自分がそこにいて…
(C)東海テレビ放送