「タクシードライバー」(1976)「最後の誘惑」(1988)の脚本で知られるポール・シュレイダー監督が構想50年をかけた“集大成作”。原題は「First Reformed(第一改革派)」。
ニュー…
めちゃくちゃブレッソンとベルイマンを感じる。
信仰を試されるっていう扱うテーマからそうだが牧師が手紙に記すとか環境問題に対する不安を抱いてしまった人間の行く末とか勿論寄せてるだろうな。
愛が彼の答…
ポール・シュレイダー監督作。
『タクシードライバー』(1976)、『ローリング・サンダー』(1977)の脚本家として知られる鬼才ポール・シュレイダーの監督・脚本作品で、信仰の揺らぎに直面した牧師の…
ポール シュレイダー監督のベストと言っていい傑作。
荘厳でシャープな映像表現は先端まで研ぎ澄まされています。
シュレイダー監督が『タクシードライバー』以来のテーマとして追求してきた"聖と俗”の混交と…
自然倫理と宗教のダブルパンチで理解が難しい映画だった割に、映像はすごく見やすくて嬉しかった。
環境に依存し過ぎてて、価値観の変化がいまいち突拍子もないように感じてしまった。あと彼なりの正義や価値基準…
原題は『First Reformed』。「Reformed」のRが大文字で、プロテスタントのカルヴァン派の教会を意味するそうだ。
ポール・シュレイダー監督自身、厳格なカルヴァン主義者の家庭に生まれ育…
このレビューはネタバレを含みます
イエスも常に祈ってはいないとは確かに。
神に仕えようが祈ろうが救いは自分次第。神なんかいないから。
イーサンはどんな役もやれるな〜。ラストの鉄線?みたいなので自分を罰するのは爆笑してしまった!
…
傑作。ベルイマン『冬の光』、ブレッソン『田舎司祭の日記』、タルコフスキーを下敷きにシュレイダーらしい牧師の映画になってた。固定カメラのスタンダードサイズというストイックな作りがとても好き。ほとんどが…
>>続きを読む自分も何年か日記を書き続けているけど、劇中の台詞にある「日記は平安をもたらさない自己憐憫でしかない」には激しく同意。
誰かに読ます気がない日記は自分の病巣を指でほじくるのような行為だからやめた方がい…
このレビューはネタバレを含みます
牧師であるイーサン・ホークが好きでもない女性(エスター)に言い寄られて、「君のほしいものは永遠に手に入らない!君を軽蔑する!」と言い捨てた後、日記に「今日は気分が良い」なんて書いてるシーン、なかなか…
>>続きを読む© Ferrocyanide, Inc. 2017. All Rights Reserved