◎ 支那の地で戦争と残虐さと性が渾然一体となって放たれる。
従軍看護師がレイプされ、慰め、看取り、女になり、愛でモルヒネ中毒の上官の軍医の心を取り戻す。
傷病者が次々と運び込まれ、四肢の残骸が積み…
戦争の壮絶さを衛生兵の視点から教えてくれる
麻酔使ってるんだよね…?って疑いたくなるほどの激痛を伴いながら手足切断されるの壮絶。カラーだったらヤバかったかも。
ノコギリの音が強烈。昔学校の図工の時間…
記録用
戦場看護師と医師の極限状態での純愛物語。
まず戦場の悲惨さが医師本人も話しているが兵士を生き残らせるため毎日何人もの手足を切断し本来の医療行為から逸脱している現場。
切断の手術シーンや無造作…
日中戦争下、中国で従軍看護婦として働く西さくらが主人公。過酷な環境での様々な苦難。兵士たちの剥き出しになる性欲と向き合う西。
そんな極限状態の中で、西は軍医に惹かれていく。
負傷兵の描写が凄絶。手…
従軍看護婦のみたリアル。肉欲露わな戦傷兵を憐れむ主人公の逡巡が、芦田伸介扮する軍医への思慕に昇華する構成が表現する、混沌の底に蠢く情動のうねりは見事。どす黒い血液にモノクロームの強さ想う。終始笑わな…
>>続きを読む西の人としてのありかた、強さ、愛に気づいてからの様子やらにとても惹き付けられた。
毎日大量に死人が出るような悲惨な状況で心までもなくなって挫けるとそれはまた死人同然だ、と。
とてもいい作品だと思いま…
戦時中の中国を舞台に、日本軍に従軍する外科医と看護婦の極限状況下での恋愛を描いた、増村保造監督の戦争映画。原作は、有馬頼義の同名小説。
本作は、戦争の悲惨さを描く数多い映画とは大きく異なり、戦争に…