犯した過ちを隠蔽すると、心に凝りができて、その凝りが生涯消えることがないように、人生とは不可逆で、その不可逆性やそのシンプレックスを、人は運命と呼ぶ。
火を点けたマリファナが元に戻らないように。
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「いつでも戦時中」のイスラエルでの皮肉な運命に翻弄された親子の物語。のっぴきならない罪を背負うことが運命であり、否応もなくそれに導かれるのが人生なのである、という話でした。宗教的な感じですが、主人公…
>>続きを読む静かで、力強くて、美しい🇮🇱映画
とにかく詩的な映像と、脚色も起伏も無い淡々とした展開が良い🐪
特別面白い訳ではないけど、これが紛争地域のリアリティなんだろうと思うと切ない…
終盤の一服シーン…
「フォックストロッド(原題)のステップを知ってるか。どこへ行こうと同じ場所に戻ってくる」という予告動画が多くを物語っている。
運命とは気まぐれで残酷だ。
無常であっても辛くても素直に受け入れ、
善…
息子が戦死したという知らせを聞いて絶望する両親
だが数時間後、死んだのは同姓同名の別人で息子は生きている事がわかるが…
両親の暮らすアパートと息子が任務に就く検問所を交互に描く
とても独特な作品
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こんな形で戦争を描いてみせることができるんだ、と驚いた。
映画のなかには戦場シーンはまったくない。
三つの物語が描かれるが、どれも戦争とはほとんど無関係に見える日常シーンだ。
しかし、そこにも戦争…
このレビューはネタバレを含みます
© Pola Pandora - Spiro Films - A.S.A.P. Films - Knm - Arte France Cinéma – 2017