大林宣彦濃度高めの珍作
終始甘くセンチメンタルな雰囲気なのに急に正気を疑うセリフが出てくるから油断できない
時かけも変な映画ではあるが、これに比べたら遥かに抑制が効いてる
呑み込みずらいにも程がある…
今週は新作が「なのに、千輝くんが甘すぎる。」くらいしか観たいのん無かったからば、神保町シアターでやってる〝アイドル映画と作家主義〟特集へ行ってきたよ!
学校ではイタズラばかりの問題児、気になる女の…
尾道旅行に行った直後でもあり、尾道三部作でこれだけ未見だったので、鑑賞。
尾道を舞台にした淡い初恋の物語、とかだと思ってたら、男の恋愛対象はどうしても自分の母親の要素が入る、という、エディプスコン…
馬鹿な高校生といってもとても文学的に描かれている。尾道の町は本当に絵になる。映画の色調がややセピアがかっていてノスタルジックさを醸し出している。高嶺の花に想いを馳せる高校生の淡い青春。富田靖子はやは…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
美少女の輪廻に世は呑み込まれてしまえという大林宣彦(近年の反戦ものはツマラヌが)の人類補完計画的変態願望が美しく結実した快作。
可憐で昭和なヒロイン像や恋する若人の純情が失われたのはこの後のバブルの…
尾道三部作の中では個人的にちょっと苦手な一本。
少しノスタルジックな路線に振りすぎ?セピア色に加工された映像はとても綺麗なんだけど、尾道の風景はそのままでも十分にノスタルジックなんだから変に加工し…
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