ビートルズのリンゴ・スターがインタビュアーに「モッズなのロッカーなの?」と聞かれて「モッカー」と答える映像にひたすらはてなマークだった日々がこの作品を見てようやく解決。
スカしてキメて踊りまくる日々だってそれを支える労働があるという身も蓋もない現実を突きつけてくる映画ではあるが、親の目を盗んで聞いた音楽とか、映画とか家に帰る時には外したピンバッジとか、そういう青春のアイテムって忘れる事が出来ない。
ベルボーイの現実を幻滅と思うか賢明さとるか、これは自分の境遇次第だな。
映画としてはイマイチなところもあるけれど、めちゃくちゃカッコイイモッズファッションとThe Whoの音楽だけで十分。
ベルボーイ!