私事ながら先月父が二年の闘病ののち亡くなっており、多かれ少なかれ本作の主人公と似た境遇にある自分を狙い撃ちしているかのようなストーリーのシンクロにまず驚いた。
伊藤万理華さんの演技を見に行ったつもりが見せつけられたのは自身の父への想いであったり、後悔だったりと大変に感情を揺さぶられる作品でした。
冷静に見ることは難しかったです。
惜しむらくは名古屋は上映期間1週間ということ。2回目は見れそうにないな…。
蓮佛さんの美しさに見惚れ、上川さんの情熱に絆され、伊藤万理華さんの躍動に心拍数が上がっていくのを感じた作品でした。
不器用な父親って絵面は良いですが、実際には遺族が揉めます。この辺はあくまでも映画。年の瀬に気がついたらタンデムされてたそんな映画でした。