ピンヒールすぐ痛くなる

海底47mのピンヒールすぐ痛くなるのレビュー・感想・評価

海底47m(2017年製作の映画)
3.0
「人生〜はあ〜なたが〜おも〜うほど〜わる〜く〜ない〜」という大好きな竹内まりやの『元気をだして』も胸に響かない日が続いている。

映画・ドラマカウンセラー(アドバイザー)とかいたら良いなって思う今日この頃。

「笑いたくもないし、泣きたくもないし、寂しさいわゆる孤独感に包まれたくもないし、難しい事考えたくもないし、重すぎるのも引っ張られちゃうから嫌で、そんな私にぴったりな映画やドラマありますか?」

という映画・ドラマジプシーに「これじゃ!」と勧めてくれる職業があってもいいよな。なろうかな。そんなことを考えながら生きている私、三十路。

"無"の心境で観て、"無"の心境で観終えるものが理想。雑念が入る隙のない映画やドラマなに?で毎日暇さえあれば、フィルマで探索しておる。
そんな中で選んだ本作『海底47m』。ついに観た。忘れていた。まじで"見たい"の➕にどばどば詰め込みすぎて、あれ?私なんかめっちゃ観たかったやつあったよな?なんだっけ状態になっている👧🏻

結論、今のメンタルにはまあまあなヒーリングにはなったかなくらいの内容だったよ(何様)

知床遊覧船の事件以来、乗船する事はいわずもがな海に入る、川に入るがビビりな女になってしまった。
なので、この女姉妹さん二人がサメを見たいというお気持ちをいだき檻の中に入りながら海に潜ってサメを近くで見ようよ!檻の中だから危険じゃないし、潜るのは5分だよ💁‍♀️yeah!な気持ちが本気で分からんのよ。
そもそもサメを見たい心理も分からんのよ。

『FALL』🧗🗼もそうだったけど、女二人のワンシチュスリラーって、ハラハラとイライラのハッピーセットこれ基本なんかな?
必ずイライラするのは私だけ?
とりあえずワンシチュものは誰かしらに苛立つ。そこもワンシチュの醍醐味なのかもしれん。

私の大好きな『This is US』のマッマ、マンディ・ムーアが姉ちゃん役だって途中で気付いた。
でも気付いた頃には、この姉、妹に対し危機的状況下で「あなたは活動的で海外旅行に珍しい体験 男にもモテモテ 私はかなわない 地味で退屈な姉だもの でも彼との恋だけはあなたに勝ててた」「競争してないわ」「あなたはね」と海底47mで話し出し、これだから面倒くせえんだ姉妹はと思った二人姉妹の妹・私👧🏻

とりあえずマンディ・ムーア演じるリサにずっとイライラしてたし、沿岸警備隊に連絡する船上のじじいテイラーにも「おせーよ👹」と。

学びとして、
まじっっっでこの手のツアーやアクティビティ体験は、ちゃんとした企業の案内じゃなきゃあかんとです。
保険とか説明なしの地元民が小銭稼ぐような案内にはのってはいけません、安くとも。

一通り観て、そもそもこいつら姉妹なんでメキシコに来たんだっけとなり、すぐまた最初に巻き戻し色々確認。
旅に誘ったのは姉だったし、姉の傷心旅行に付き合わされた妹だった。

「私思ったの もし旅行に出て楽しい女って示せたら振り向くかもって」

心からの、はあ?が出たところでよし今日も一日生きようと思ったそんな日でした👵
決意、命の危険にさらされると今まで相手に対して思っていた事を全てぶちまける女に私はなりたくない。

▷私的なツッコミ、見逃せない問題点

・だから海のアクティビティ嫌なのね
・マスクって海の中で外してまたつけられるものなん?
・リサはどこから出血したんか?
・妹に全任せな姉 
・リサがやる気になるのおせえのな
・潜水のことにやたら詳しい妹 やるやん
・リサが意外とピンチで頭働く件 ちょっと見直した ごめん
・リサの脚のくだり、どうやって檻浮かせたか理解できなかった 檻の下から脚抜くのそんな簡単にできねえだろ
・テイラー、ただ座って指示するだけな感じがして気に食わねえ
・サメには発煙筒をという学び
・じじいたちが誰1人飛び込んで助けようとしないのな
・もう、残り8分弱あたりで絶句
・冒頭、プールの中で真っ赤なカクテルこぼした事がこの先を物語っている
・この尺がちょうど良い💯
・ケージ吊るしてるロープがまじでほせえ件

▷それでも残った台詞
「いいか 何があっても急いで上がるな 潜水病になる」