ピンヒールすぐ痛くなる

オデッセイのピンヒールすぐ痛くなるのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
3.0
観た作品の数とレビューの数が比例せず、相も変わらずに苛立つ今日この頃🐈
記憶喪失防止のためiPhoneのメモ帳に打ち込みながら作品を鑑賞しているくらい「ちゃんと!レビュー!書き!たい!」熱が異常❤️‍🔥このくらいの愛を他の何かにも注ぎたいものだわね👧🏻

話は変わりまして『オデッセイ』観ました。これも本が原作か。『火星の人』という書物がベースらしいよ。

私、あんまりマット・デイモンにそそられないタチで、彼主演の作品って何か素通りしちゃう女だった。『オデッセイ』なんかモロそれで、TSUTAYAの新作コーナー通り掛かるたび、1位2位に本作があることわけわかめだったんだよ。

でも、思いがけずフィルマを見たら中々の高スコアでディズプラでしか配信されてないレア感にも惹かれ、ものは試しようで観た。"70億人が、彼の帰りを待っている。"というキャッチフレーズが決め手だったような気もする。"思いがけず取り残されちゃった系"、"逃げ出せない系"が好きな人は好きかと。

英語うっせー期なのか、私は吹き替えで観ました(吹き替えで観ながら日本語字幕も表示できるネフリとディズプラは、これだから推せる。ユーネクはそれができないのが腑に落ちない😇)
でも、吹き替えで観ることはおすすめしません。マット・デイモンの声が10代のガキみたいな声で全然マット・デイモンじゃなかったからです。

とにかく、これはリドリー・スコットのセンスが圧勝ムービー。"こいつすげえ"ってこの人に何回も思わされてる人生なんだけど。頭ん中どうなってんのかとても興味がある監督ベスト3に間違いなく入るリドリー・スコット。

さすがに141分は、なっっっが🫠だったけど、まあ許せる範疇。
でも宇宙とかNASAの専門用語や専門家しか分からないワードで話されてもなって箇所が所々あった。

まさかのジェシカ・チャステインと『ハウス・オブ・カード』のケイト・マーラが出ていて個人的にはおお❣️

内容は、可もなく不可もなかったので3.0⭐️
ただ、本音を言うとエンディングの『I Will Survive』がずるすぎてオマケで4.0⭐️つけたい気持ちではある。
グロリア・ゲイナーで流してくれてありがとう。前奏のピアノが流れた瞬間、にやっとしてしまった。これを聴くためにこの映画があるよ。リドリー・スコット、あんたは本当にセンスが良い。

ワトニーはやたらルイス船長の音楽趣味悪いぞと非難するが、個人的にルイス船長の70年代ディスコ・ミュージックプレイリストは最高💯
『I Will Survive』、これも船長の選曲かもしれないな。
基本、映画はエンディングに入ったら数秒で停止するタイプだが本作に関しては例外。

追伸
マット・デイモンのこと、見直した(何様)

▷私的なツッコミMEMO🗒️

・困難というか"もう俺死ぬあかん"からの立ち直りとひらめきがえぐいワトニーさん。人糞を肥料に火星で食物を作るという発想すご。
・火も起こせて、水も作れて、植物学者無敵説
・ソルってなんや?(正解=火星日)
・『Hot Stuff 』が流れてきた瞬間、穏やかな気持ちになった😇
・人間の"死んでたまるか"精神はすごい ワトニーさんのメンタルが鋼
・NASAと交信できたとき感動した
・この状況下でユニークさを失わないワトニーさんはいかれてる説
・なぜジャガイモが貴重食としてされているのかという今更ながらの疑問
・ジャガイモにバイコデン(鎮痛剤)まぶして食うのやば👧🏻
・NASAロゴのタンブラーください
・長い、長すぎて、飽きてくる、面白いんだけど余計なシーンありすぎなのね☺️
・1年半シャワーなしはきつい
・ワトニー確保前の爆破したりとかは専門用語、専門知識飛び交いすぎて意味分かんなかった😘

▷残った台詞✒️

「生き残れなかった時のためにこの日誌を残す」

「NASAとの交信手段はないし仮にあっても次の有人機が来るのは4年後 ハブは31日用の滞在用 酸素供給器か水再生器が壊れたら僕は死ぬ ハブに穴が開けば内に向け破裂 そんな事態が起きなくても最後は食料が尽きる」へ?😳

「満場一致が条件」「やるとなれば宇宙に900日以上いることに 人生でそれだけいれば十分」この流れは胸熱だった❤️‍🔥

「火星の法律を考えてた 地球外の物に権利は主張できないがどの国にも属さない場所は海事法が適用される つまり火星は国際水域だ」火星に法律があるんや

「彼らは12光分の彼方 質問に答えるのに24分かかる」

「相手は宇宙だ 協力的じゃない ある時点で人間を見放す 君は言う"もう終わりだ" "僕は死ぬ"と それを受け入れるのか闘うのか そこが肝心だ」