mamiKO

追憶のmamiKOのネタバレレビュー・内容・結末

追憶(2017年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

二時間ドラマ感は否めないけれど…
短いこともあって、サクッと楽しめたからよし。
何故か小説を読んでいる時と同じ感覚になった。
背景が大ざっぱだから?
(私が小説読んでる時の想像力の限界な背景)
小栗旬が最後全部持ってった感じしたけど、柄本佑が一番かっこいい役だったかも知れない。
岡田准一は一番かっこ悪い役だったね、今回は。

というのが、2017年に見た時のレビュー。
5年越しに観たら、何故か岡田准一に1番感情移入していた。
映画って本当に、観る時によって感じ方が違う。
辛くて寂しい思いをした子供たち。
同じく辛い過去を抱え、刑務所から出てきて富山で喫茶店を営む女性に、助けてもらう。暖かい食事と居場所、愛情。
そんな女性を苦しめる男性(ヤクザ)を殺そうと決めるあつし(岡田准一)
あの男が怖かった、刑事になれば怯えなくて済むと思った、と。刑事になった理由が、もう死んだあの男に怯えなくて済むからって。
今回は、安藤さくらのように、抱きしめてあげたかった。ストールで包んで、大丈夫?寒いでしょう、と。
そしてさとし(柄本佑)
自分に家族を持たせてくれた、その親父さんの会社を潰すわけにいかないと金策に走る中、妻と従業員に保険金目的で殺される(今観たら従業員仲野大賀!)
悲しすぎる。お母さんがお父さん殺して残された娘も可哀想…

小栗旬はやはりいいとこ全部持ってったけど。

凄い俳優陣。豪華。
何故車のシーンの合成あんなに雑なの…
俳優にお金使いすぎたのかな…
とにかくそれにしても、前回観た時より良かったな。
最後に毒吐きますが、なんの悪意もない吉岡秀隆って、面白くないなぁ…笑
mamiKO

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