悪魔の館の作品情報・感想・評価

悪魔の館1896年製作の映画)

Le manoir du diable

製作国:

上映時間:3分

3.2

『悪魔の館』に投稿された感想・評価

すえ

すえの感想・評価

-

記録

メリエス的な純度が高まっている、演劇の性質を引き継いでいるからかリュミエール的な拡散する多方向の運動の画面とは違い、画面の中心が見える。どこを見ればいいかが分かる。

映画の成長は目にも留ま…

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このレビューはネタバレを含みます

『メアリー女王の処刑』(1895)をどう位置づけるかにもよるけど、こちらも世界最古ホラー映画の一つ。

長らくロストフィルムと化していたが、1988年ニュージーランドのフィルムアーカイブより発見。

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オリ

オリの感想・評価

3.6
本当は「おどろおどろしい!」「こわい!!」って思わないといけないのに、
「タイツ履いてる悪魔かわいい…!」が先に来ちゃった。

1896年にして、表現のはばがどんどん広がっている。
盆栽

盆栽の感想・評価

-
この当時はコミカルなホラーが主流。今の技術で再現したらどうなるのか気になる。
多くの研究者が「映画史上最初のホラー映画」としている一本。

記号は蝙蝠、悪魔、骸骨、十字架。
これはあんまり。

フィルマークスにはないけど、”Le diable au convent”という短編は良かった。増殖するM字開脚の悪魔の像と、デカい蛙🐸。
Tommy

Tommyの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出てきたり消えたりで画面が楽しい。
今なら色々とCGやらVFXで解決するであろうところをカット割で頑張っているのが良い

1890年代の作品にも関わらず、特殊効果を多用している。どうにかして発想を形にするんだという強い気持ちがないとここまではできない。多分メリエスは、演劇じゃなくて、映画でやる意味はこういうところだと分…

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TnT

TnTの感想・評価

3.4

怪奇の走り。こういったモチーフが、最近見てる初期カートゥーンの世界観に繋がっているのかも。館だと思ったら後半めっちゃ晴れて外みたいになる。ポンと出てくるメリエス印のあの編集、めっちゃ上手くいってるや…

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南

南の感想・評価

-

1895年12月28日。パリ、グラン・カフェ。

リュミエール兄弟による史上初の映画興行の場には33人の観客が集まったという。

その有料上映に先立つ特別試写会には、ジョルジュ・メリエスも招待されて…

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