記録
メリエス的な純度が高まっている、演劇の性質を引き継いでいるからかリュミエール的な拡散する多方向の運動の画面とは違い、画面の中心が見える。どこを見ればいいかが分かる。
映画の成長は目にも留ま…
このレビューはネタバレを含みます
『メアリー女王の処刑』(1895)をどう位置づけるかにもよるけど、こちらも世界最古ホラー映画の一つ。
長らくロストフィルムと化していたが、1988年ニュージーランドのフィルムアーカイブより発見。
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1890年代の作品にも関わらず、特殊効果を多用している。どうにかして発想を形にするんだという強い気持ちがないとここまではできない。多分メリエスは、演劇じゃなくて、映画でやる意味はこういうところだと分…
>>続きを読む怪奇の走り。こういったモチーフが、最近見てる初期カートゥーンの世界観に繋がっているのかも。館だと思ったら後半めっちゃ晴れて外みたいになる。ポンと出てくるメリエス印のあの編集、めっちゃ上手くいってるや…
>>続きを読む1895年12月28日。パリ、グラン・カフェ。
リュミエール兄弟による史上初の映画興行の場には33人の観客が集まったという。
その有料上映に先立つ特別試写会には、ジョルジュ・メリエスも招待されて…