このレビューはネタバレを含みます
どれだけ絆を深めようと、雇用主一家と被雇用主の間には見えない線が引かれている。
あくまで淡々とリアルに描かれた別れのシーンがやけにリアル。
日本に住むと意識することはあまりない、故郷を離れて家事労働…
シンガポールの作品を初めて鑑賞。カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞作。監督はこれが長編デビューの新星アンソニー・チェン。シンガポール人としてカンヌで賞を受賞した最初で今のところ唯一の映画監督。彼自身…
>>続きを読む静謐でゆったりと時間が流れていて、ある一時の感情を捉えたようなドラマ。団地のような場所で暮らす親子。そこにメイドとして雇われたフィリピンの女性。わがままな息子に手を焼く彼女だったが、次第に彼と心を通…
>>続きを読むこれが長編デビュー作となった30歳の若手監督アンソニー・チェンが、自身の少年時代を題材に、シンガポール人の一家とフィリピン人のメイドとの心の交流を描いた。
監督の幼少時代を題材に、小さな家族を描き…
タイトルの[ILO ILO]はフィリピン人家政婦の故郷の都市名。
中国語タイトルは「父母不在家」(父と母は家にいない)
イイ話でしたが、子供とお母さんがワガママ過ぎてちょっとね....
ちょっと感…
ドキュメンタリーではないのに、飾り気がまったくない、ある家族のそのままの姿、葛藤を映し出しているのがとてもよかった。生活のいい部分だけを切りとって見せることが当たり前のいま、本当は誰しもが感じてる寂…
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