話を聞くのと人を見るのと良いバランスで構成されているのだなと気づいた。
それぞれ違うけどどれもああいった体験をした人でないと持てなさそうな"海への思い"を聞ける体験がありがたい。
震災での死と、…
これにて、上映機会のまずない短編群と『SOLARIS』を除いてようやくコンプリート
ところで権利的に一般上映不可と聞く『SOLARIS』を観てる人が昨年数人いるようだけど、藝大内部関係者なら観れる…
すごい作品だった。
内容は親しい間柄の2人が、津波が起きたときのことについて語り合う様子を撮影、そしてコラージュのように編集した映像作品である。
2人が語り合う映像を撮影してるのだけど、カメラが…
この映画のトーンを超えた思わぬ親子喧嘩が撮れてしまって、その部分は急にエンタメ度上がるけど…笑
終始、話を聞くことの大事さや誰の人生にもドラマがあることを改めて知れる。
「すごいですね!」「なる…
このレビューはネタバレを含みます
無印、気仙沼に続いて新地町の鑑賞。
製造関係で働き、消防団員でもある男性の語りが個人的にはよいなと。
最後の図書館職員の女性(確か青山さん)の語りがこの映画の演出や目的やメッセージに通底している…
最後の図書館で働く女性。
語り始めは、おどおどし、節目がちで「話すことが苦手」と言い、濱口竜介の質問にも回避型の回答が続く。
震災の前はどんな生活をしていましたか?という問いに「普通の、本当に普通の…
これも『なみのおと』の手法を踏襲しているが、シーンによっては室内で収録された音声が反響しており、かなり聞き取りにくい。照明含め、技術的な部分で支障が発生するのは仕方ないとは思うけれど。
冒頭の…