傑作一方手前。
個人的には残り1.5割がなんか違った。
それまではバキバキに映画の正解を見せつけられているよう。
仏教の極楽を追及して世の中、世間、ルールにテロするパンクな映画。
そのテロ行為は爆…
このレビューはネタバレを含みます
実相寺昭雄の性。大島渚の“儀式”のような素材ですが今作の方が好き。琵琶湖近くの街並みを撮るとき、固定でも素晴らしいショットになりそうなところ、移動して街並みを近視眼的に撮るのがいい。ローアングルが印…
>>続きを読むやっと観る事が出来た、実相寺昭雄の無常。
もはや、清々しい程の背徳のアンチ・ヒーロー誕生譚。
いや〜狂ってて堪りません。
ATG特有の退屈さ、小難しさは否めませんが、構図、カメラワークシビレ…
長いが見れる。
ご先祖の遺影が360度ある大広間で近親相姦をするシーンは背徳感バキバキであり主人公の思想が溢れるシーン、傑作だなおい、エロいなおい
仏教とTHE古来の日本文化の狭間を描いている。…
モノクロの美しい映像、ヴァイオリンが奏でる異様な音楽。挑発的なカメラがあらゆる背徳を映し出していく。戯画化されるセックスや極楽・地獄の問答など、印象的なシーンは数知れない。細かい部分での役者の演技が…
>>続きを読むスタイリッシュ時不待
大晦日に【背徳とエロスの実相寺昭雄フェア】開催中
実相寺昭雄の日本アートシアターギルド作品(『無常』『曼陀羅』『哥』『あさき夢みし』)をまとめたブルーレイボックスを買いましたの…
実相寺作品は『哥』『曼陀羅』に続いて3作目。
普通の撮り方を一切しないようなカットの構図や、音を効果的に使う事でミステリアスな雰囲気を醸し出す作風なのですが、『哥』より完成されていて、『曼陀羅』よ…