ラストタンゴ・イン・パリに投稿された感想・評価（★4.1 - 5.0）

妻に自殺された中年男のポールと婚約者のいる若い娘ジャンヌが、名前もどこに住んでいるのか、どこから来たのかも明かさず、アパートの一室のみの肉体関係を続ける。ベルナルド・ベルトルッチの鋭い感性と、マーロ…

• #1001_2022_S

マーロン・ブランドのシーンとジャン=ピエール・レオーのシーンで明らかにノリが違うというかレオーがベルトルッチ映画のノリからずっと逸脱している、だから彼は自分で映画を撮っている
72年なので本当に一番…

フランシスベーコンの絵の引用から始まり、オイディプスの父殺しで閉じる。

30歳で撮ったことに恐ろしさすら感じる。

上下にパンするカメラが印象的だった。
外の社会と断絶されたアパートの世界は、地上…

うわぁぁ、めちゃくちゃ胸糞悪い。
人によってはトラウマになるんじゃないかな。

だけど、美しい。
長回しがみていて緊張する。

横じゃなくて、上下を使った長回しが多くて、
それが逆に画に緊張感を与え…

二人が密会のために集まるアパルトマンの部屋は生活感を欠いており、その仕切りによるセグメントや磨りガラス越しに見える人物は、『ロングバケーション』における瀬名マンを思わせる。

ただし、両者が決定的に…

若い時に見たのと今見たのとでは全然イメージが違ってて感動した。

もうこの映画ができて、50年も経った。しかし、ファッションなど今ちょうど流行りが来ている。めちゃくちゃクールな服装をしているので、こ…

すいません…最高だった。

辛い辛い現実を抱えた中年クライシス真っ盛りのマーロンブランド45歳（現実には48歳らしい）と無垢な女の子20歳。お互いに素性も明かさず、セックスだけで絆を深めていく。

…

個人的にマーロン・ブランドのイケおじぶりが良かった。欲望という名の電車で惚れたけど年を重ねた姿もかっこいいんだなぁ。
でもなんだかスッキリしないというか。子供の感性だから分からないのかもしれないけど…