鉄路の男の作品情報・感想・評価

鉄路の男1957年製作の映画)

CZLOWIEK NA TORZE

製作国:

上映時間:89分

4.2

『鉄路の男』に投稿された感想・評価

2024年71本目
大学の授業で。ポーランドの映画です
物語の構造は『羅生門』のような感じ
カットの切り替えは少なめ?カメラのズームや人物自身が動くことで、状況把握がしやすかった。
しかしラストでは…

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y

yの感想・評価

4.7

オープニングのスタッフロールが終わるまで延々と続く列車の通過を見上げる仰ぎショットの単純反復。鉄路に立ち塞がる男の存在に機関士が気付いてから電車が停止するまでのほんの10秒程度の間に、機関士たちの焦…

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アンジェイ・ムンク監督の31歳での遺作「パサジェルカ」(1963)が面白かったので、デビュー作(当時27歳)である本作を購入して鑑賞。

老齢のパワハラ鉄道員が退職直後に列車に轢かれて死んだ。その理…

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natsumi

natsumiの感想・評価

-

列車事故からの羅生門的な展開で俳優が被っていることもあり、カヴァレロヴィチの「影」を思い出す。皆さん書いている通り頑固ジジイが実はすごい爺さんでした。プロフェッショナル。この時代で反抗してる爺さんを…

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SadAhCow

SadAhCowの感想・評価

4.5

2022 年 34 本目

『トップガン』とこれを同じ日に見てレビューするあたりに自分のミーハー加減が透けて見える。31 歳で交通事故で亡くなったポーランドの天才アンジェイ・ムンクの代表作。すっごい…

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lag

lagの感想・評価

3.8

頑固で疎まれ退職した男を轢いて慌てて止まる。信号は正しく作動していなかった。関係者の回想と証言をそれぞれの視点で。人を顎で使うし給与が減ろうと流儀で節約もしないが本当に危険なことはさせない。あくまで…

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所有BD再鑑賞。
謎解き譚に仮託して組織と個の対比をまぶしながら前者の視野狭窄を告発。特定の人物像をエピソード毎に多面的な角度からつまびらかにするアプローチ。これが本格的な長編デビュー作にあたるとい…

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ぱねぇ

ぱねぇの感想・評価

4.7

闇が広がる夜、走行中の列車に男が飛び込んだ。轢かれた男の正体は、その列車をかつて運転していた元老機関士だった。列車に轢かれて線路に横たわる彼の元へ駆けつける機関士たちは、そのすぐ側に立てられた信号灯…

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いち麦

いち麦の感想・評価

5.0

機関車に轢かれ命を落とした老機関士の事故の真相を、別人の異なる視点から同一事象を検証する方法で探る。頑固で厳しかった嫌われ者が、真相で違って見えてくる感動。時代背景や機関士の仕事振りも貴重で魅力。…

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ヴァイダやハス、後にはポランスキーやキエシロフスキ、ザヌーシを輩出したウッチ映画大学出身にしてポーランド派の立役者、アンジェイ・ムンク監督作品。
本作は自動車事故で夭折したムンクが名を成した長編映画…

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